歴史から将来を予測する。
これって難しいことですし、100%予測が当たるわけではもちろんありません。
しかし、ある程度の予測はできるようになるそうです。
私たちは今、まさに時代の転換期に生きていると言っても過言ではありません。
ひと昔前と違い、運よく(あるいは実力通りだとしても)大企業に就職できても、定年まで無事に勤めあげられるかわかりません。
たいした業績がなくても年功序列で出世が約束されてる企業なんて、今はどれほどあるのでしょうか?
早期退職も何千人単位で募集をかける上場企業もよく耳にします。
国も企業も副業を解禁し、今後はこれまでと同じような安穏とした生活は難しいというのはあなたにもわかると思います。
だからこそ、時代の転換期をしっかりと見極めて、今後私たちの生活がどう変わるかしっかり予測を立てる必要があります。
以前に読んだ本で、ある業種を絞り込んでよく見てみると時代が繰り返し起こっていることがわかると書いてありました。
ただし、単純にリバイバルが起きているのではありません。
そこには類似性と同時に差異性があります。
例えば、今はiPodなどで好きな音楽をダウンロードして聴くことが主流になっています。
その前はCDで10曲ほど入ったアルバムを3000円程度で買うのが主流でした。
そして、CDの前はレコードの時代でしたが、初期のレコードはLP盤でなく、EP盤といって、シングルCDのように1曲か2曲のレコードだったそうです。
つまり、音楽業界に絞って見てみれば、もともとEP盤で1曲ずつ買っていたものが、CDのアルバムに変わり、やがて複数の曲を購入するのに飽きた市場がまたEP盤のころのように好きな曲を選んで1曲ずつダウンロードして購入するということが主流になってきました。
レコードやCDといった現物を買う時代から形のないデータを買う時代に変わったという差異性が存在すると同時に、1曲ずつ好みの曲を買うスタイルという類似性がリバイバルされているのです。
こういった現象は音楽業界に限らず、あらゆる分野でみられる現象です。
コロナ禍で三密を避けるためにアウトドアが流行っていますが、オートキャンプブームは1960年代後半から1970年代にかけてもブームがありました。
そのときのキャンプブームと現在のキャンプブームに、どのような類似性があって、どのような差異性があるのか、考えてみるのも面白いですね。
このような視点でものごとを見る癖がつくと、時代の転換期においても、将来どのように変わっていくのか、そして、その「時代の転換期」に自分たちの生活を守るためにどうすればいいのかがわかってくると思います。
