やっと大船渡に雨が降りました!
今日も大船渡でバーをやってる友人から連絡がありました!
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お疲れ様です!
昨日、待望の雨が降ってくれてとりあえず山火事だいぶ落ち着きました。
が!
まだまだ油断は禁物で火種が残っててまた広がる可能性も全然有ります。
引き続き気を付けながら頑張ります!
頑張ってる大船渡飲食店組合の皆さんの写真送らせて下さい。
それと、市民活動センターさんからの今日時点での報告も送らせてもらいます。
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【皆さんと共有したいこと】
『日本で初めての災害と葛藤』
全国からのご支援・応援をいただき、ありがとうございます。
そこで皆さんと共有したいことがあります。
それは、「まだ災害が続いている」ということです。
もちろん、昨日からの雨により、鎮火に向かっていることは確実です。
ただ、今回の災害はこれまでの地震・津波・水害等の災害とちがって、
「自分の家が結局どのくらい被害を受けているかわからない」
「今後、自分の家が被害を受けるかもしれない(少なくても一昨日までは)」
という、市役所・関係者も含め、誰も本当の被害がわからない&不安が続くまま災害が1週間続いています。
昨日、知人・親戚宅へ避難されている方の物資配布会が行われ、多くの方がいらっしゃり、午前中で受付終了となりました。
そこでもいろいろな葛藤がありました。
もちろん「被災された方の損失をみんなで支援する」ことも大切です。
一方、避難エリアは市の東側で西側の商業エリアは通常営業しており、かつこの災害で売り上げ的なダメージを受けています。
そのため地域経済を守るためには「売り上げ・消費行動」も大切です。
さらに「近日中に自宅に帰れるかの見通しがたたない」と物資のニーズも変わってしまいます。
そのため、物資の提供に関しても、「何が正解か」は立場によっても、視点によっても異なり、ベストな答えがないなかで、葛藤の中、着地点を見つけるしかないというのが今の状況です。
たくさん物資集めて、たくさん配ればよいということをもっとしたいということは支援活動をしている人ならみんなが思っていることです。
その中で、何とかベターな答えを出していかなければならない。
※そのため、被災された方にお金で支援し、それをもとに買っていただくのがベストなのですが、被災状況が確定しないとそれも難しいという状況なのです。
さらに、送電設備等の被害もある可能性や、火事ということで、「鎮圧」のあとの各種検証作業も多いことが考えられ、いつ自宅近辺に戻れるかは、エリアによってはだいぶ先になる可能性もあります。
その意味で、山火事発生から「8日目」は、水害でいう「0日目」であり、「火事鎮圧」から実際の1日目がスタートされると思います。
全国の皆さまのサポートはこの「火事鎮圧」からスタートになると思います。
雨がふったから安心ではなく、ここから先の長い道のりへ、関わりをおねがいします。
ボランティアの登録も始まったようです。
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そんなこんなで街も要らぬ自粛ムードにもなってて、ウチも他の店も静かな日々が続いてます。
踏ん張って前向いてやっていきますけどね!