東日本大震災から2年が経ちました。
昨夜は震災の日に避難させて貰った気仙沼の『ホテルパールシティ気仙沼』さんに泊まりました。
ロビーにあるソファーや自販機、トイレなど、見回すとあの日のことを思い出します。
2年前、MAST帆布KESEN-NUMAさんで『無事かえる』がいいねぇ、ということで蛙の絵のキーケースの作成をお願いして、待ってる間に地震がおきてお店もキーケースも流され、受け取ることはできませんでした。
お店を再開した宍戸さんと先程会うと、『2年もお待たせしてすみませんでした』と写真のキーケースを作っていてくれました。
キーケースを渡せてないのがずっと気掛かりだったそうです。
覚えていてくれて感激です。
個人的にはあっという間に感じた2年間でした。
被災地では前を向いて歩き出している人もいれば、前を向けていない人もいます。
地域や一人一人で状況が違います。
震災後すぐは瓦礫や物資、住居いった目に見える問題がありましたが、今は人手不足、資材不足、移転や気持ちの面など、話を聞いてみないとわからない問題が増えているように思います。
まだまだ何も終わっていません。
風化や風評被害の問題もあります。
でもテレビやラジオでも普段から震災の話をしている番組はあります。
街を歩けば被災地を応援する文字を見るし、物産展もやっています。
少しだけ意識のアンテナを張って正しい情報を得れば防げる問題だと思います。
『何もできない』なんてことはありません。
ボランティアだけじゃなく、観光に来たり、物を買ったりでも十分です。
黙祷するだけでもいいと思います。
そしていつどこで地震や津波の被害に合うかわかりません。
家族や知り合いと防災のことを話したりするだけでも意識は違うと思います。
これからも生かされた人間の役目として、できる事をやっていくつもりです。
そして2011年3月17日に開設した東北魂義援金。
皆さまのご協力のおかげでこれまで3億7000万円近くの金額を集めることが出来ました。
感謝の言葉しかありません。
本当にありがとうございます。
これからも東北魂チャリティーグッズの販売やチャリティーライブ等の活動を通して支援活動を続けていきますので、今後ともご協力何卒宜しくお願い致します。
※これまでは「東北の復興の為に、被災者の支援の為に」という形でしたが、2012年10月より「宮城・福島・岩手の震災孤児・遺児」の支援を目的としてご利用させて頂きたく思います。
皆様からお寄せいただいた義援金は、サンドウィッチマンと株式会社グレープカンパニーが責任を持って「宮城・福島・岩手の震災孤児・遺児支援の為に」各県庁に直接届けます。
■皆様からお寄せいただいた義援金詳細
○2011年5月26日届出
青森県 3000万
岩手県 6000万
宮城県 9000万
福島県 5722万2544円
茨城県 3000万
千葉県 3000万
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計 297,222,544円
○2012年3月2日届出
宮城県 1700万
岩手県 1700万
福島県 1700万
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計 51,000,000円
○2012年3月30日届出
宮城県 200万
岩手県 200万
福島県 200万
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計 6,000,000円
○2012年10月8日
宮城県 686万6054円
こちらの義援金は宮城県庁より震災孤児等支援のための寄附口座「東日本大震災みやぎこども育英募金」に振込させて頂きました。
次回は岩手県に持っていく予定です。
東北魂義援金口座は、以下のようになっております。
銀行名:三菱東京UFJ銀行
支店名:目黒支店
種類:普通
口座番号:0133179
口座名義:東北魂義援金 (トウホクダマシイギエンキン)
※大変申し訳ございませんが、振込手数料はご負担をお願い致します。
※義援金詐欺防止の為、お振込みの際は、銀行名、支店名、口座番号、口座名義を必ずご確認ください。
これからもよろしくお願いいたします。
雪はちらついていますが、2年前と違い、気仙沼の安波山から見る景色は綺麗です。