もう4つ目の投稿になります。
毎日たくさんの方から反響があり、嬉しい限りです。読んで下さりありがとうございます。僕の歩んだ、変な競技キャリアが役に立てたら幸いです。
このブログのテーマは、「スキマ時間にちょっと読めて、ちょっとタメになる」というもの。
今回の記事はまさにそのテーマにぴったりなんじゃないかと思います。
今回の話題はズバリ、英語。
とは言っても、僕は「こうやって英語勉強したらすぐ話せるよ!」とかエラソーに語る気はありません。そもそも第二言語としての英語は、地道に学んで話す機会を設ける以外に近道は存在しないと思っているので、「一日○分で英語が話せるようになる」とかいうウソは僕は言いません。
さて本題に入ります。
4年間の留学をした僕は、大学で講義を受けたりディスカッションをしたりするための英語力はもちろん、コーチやチームメイトとのコミュニケーション、試合会場での審判の指示など、競技のための英語力も身に着けていなければなりませんでした。
最近は、インターネットなどで、ダイアモンドリーグなど海外の試合も簡単に視聴出来るようになっていますね。好きな方も多いと思います。
どうせだったらその臨場感、英語実況で楽しみたくないですか?
そして2020年には、東京オリンピックが開催されます。
海外からやって来た陸上ファンや関係者と、英語で陸上語りたくないですか?
もちろん、それらをするには最低限の英語力は必要ですが、「あ、今解説の人知ってる言葉使った!」みたいな瞬間があると観戦がもっと楽しくなるし、「僕が好きな種目はこれだよ」なんてスラスラっと海外のファンに話すことが出来れば、観戦の楽しさの幅が広がりますよね!
(参考までに今年のモナコでのダイアモンドリーグを貼っときます。「偉そうなこと言って、お前は解説の言ってること全部分かるのか」って? a piece of cakeですよそんなの(ウザ))
という訳で今回は、海外陸上を楽しむための英語を並べて行きたいと思います。必要に応じて解説を入れます。
〈種目をあらわす言葉〉
短距離 sprint
ハードル hurdles
中距離 middle distance
長距離 long distance
投擲 throwing events
跳躍 jumping events
混成競技 combined events
これらは、ざっくりと種目を分けるときに使います。投擲種目が好きなら、"I like throwing events." で伝わります。ちなみに、「種目」はeventです。 "What event do you like?"なんて聞いてみましょう。
さて、次はそれぞれの種目に分解していきましょう。
100m hundred meter dash
200, 400は、数字以外同じなので省略します。
800m eight hundred
会話の中では「メートル」は言わなくていいです。日本語でも「ハッピャク」だけで伝わりますよね。ちなみに、100mも、Hundredだけで大丈夫です。
1500m fifteen hundred
これは要注意。One thousand and five hundredとは言いません。言ってもいいけど長ったらしいし伝わりにくいです。
5000m five k (five thousand)
これも要注意。発音はファイヴケィです。正式なアナウンスなどではファイヴサウザンドとも言います。会話の中ではケィをよく使います。10000mは同様にテンケィ、もしくはテンサウザンドとなります。
100mH hundred hurdles
これ、直訳したら「ハードル100台」なんですけど(笑)。略したらこうなります。略さずhundred meter hurdles ということもあります。
110mH one ten hurdles
これも略語なので注意。このまま覚えちゃいましょう。
400mH four hurdles
これも直訳すると「ハードル4台」。正式には four hundred meter hurdlesと言いますが、会話の中では縮めることが多いです。
3000mSC steeplechase
これも、正式なアナウンスではスリーケィ・スティープルチェイス、もしくはスリーサウザンド・スティープルチェイスですが、会話ではsteeplechase、もしくはsteepleだけでOKです。
4×100mリレー four by one (relay)
4×400mリレー four by four (relay)
ちなみに、それぞれの区間をレッグといい、一走から順に、first leg, second leg, third leg, anchor legとなります。
走り高跳び high jump
走り幅跳び long jump
三段跳び triple jump
この辺は簡単ですね。
棒高跳び pole vault
砲丸投げ shot put
円盤投げ discus (throw)
ハンマー投げ hammer (throw)
やり投げ javelin (throw)
もっと縮めて javsということもあります。
七種競技 heptathlon
十種競技 decathlon
マラソン marathon
マラソンはもちろんそのままマラソンなんですが、アメリカ人に42.195kmという数字を出しても「は?」ってなる事が多いです。向こうでは基本26.2milesと表します。
競歩 race walk
だいたいこんな感じです。
さぁ、あとは実践。
"Hey, what event do you like?"
「よぉ、好きな種目はなんだい?」
"I like long distance events!"
「俺は長距離種目が好きだな」
"Cool! Which distance event do you like the most?"
「いいねぇ!どの距離が一番好き?」
"My favorite is five k!"
「5千が一番好きだよ!」
"No way, me too!!"
「マジかよ、俺もだぜ!」
どうですか?めっちゃ単純な中学英語に今学んだ陸上用語を入れただけで、海外の陸上ファンと話すキッカケが出来ちゃうんです!
あとは選手名とか知ってたら強いですね。長距離の場合はファラーやケジェルチャ、インゲブリクトセン兄弟も、アメリカのファンにはお馴染みです。もちろんアメリカ代表のラップやセントロウィッツも。
もっともっと知ると楽しい陸上英語はあるんですが、今回はこれくらいにしておきます。
今回のは正直、超入門編、くらいなので、詳しい人からしたら「そんくらい知っとるわ。舐めとんのかワレ」って感じかもしれません。。。
反響次第でシリーズ化も考えているので、コメントなどでお知らせください。
その他、「こんな記事が読みたい!」という要望などあれば、いつでもコメントお待ちしています!
最後までお付き合いありがとうございました。
See you soon!