あるべき姿
ミニメイド は、創業当時にISKコンサルティングの飯塚先生 に経営指導を受けました。
一番最初に言われたことは、ミニメイド のあるべき姿を決めなさいということでした。
当初は、問題だらけの会社でしたので、あるべき姿よりこの問題を何とかしてほしいというのが私の考えでしたが、飯塚先生 は、現実の問題には一切触れずあるべき姿を決めることを最優先しました。
都内のホテルで、泊まり込みでやりました。もちろん徹夜です。
明け方、頭がもうろうとしている中で、生まれたのが「パーソナルライフプランナーの実現」でした。
25年前の話です。家事代行 という業種も世の中になく、営業に行けば消防署の方ですかと、家事と言えば火事を連想し、消防署の方になった時代でした。
そんな時に、あるべき姿が「パーソナルライフプランナーの実現」にしたことは、いま思えばありたい姿といった、憧れに近いものだったかもしれません。
掃除のおばさん集団を目指すのでなく、個々のお客様の暮らしに合ったサービスを考え提供する集団を目指したことが、今のミニメイド の姿になっています。
あるべき姿を決めることと、誰に・何を・どのように・どう感じさせて・いくらで売るかを明確にしたことで、景気不景気に左右されることなく、経営を続けられてきたと思っております。
