本日は、TAKE ガレージ初の顔ぶれ
SHOさんのELIMINATOR 125 が入庫しました!
こちらのエリミ、1998年式初期型(BN125A-A1)
で貴重なフルパワーモデル!
世間ではエリミネーターが400ccで復刻したことで盛り上がっていますが、今回はELIMINATOR 125で元祖エリミですね
同僚のSHOさん。
知人から格安で譲ってもらったようですが、
奥様とエリミをシェアされるという微笑ましい夫婦で、奥様も乗車されるのであれば安全走行できるように徹底的に復活作業を実施することになりました
まずはフロントフォークのダストシールがこのような状況だったので、フロントフォークのオーバーホールから
うっき〜さんが駆けつけてくれたこともあって、3人がかりで作業を進めあっさりとホイールが外れました
そしてこのまま、ブレーキキャリパー、
フロントフォークとあっさり取り外し完了
数ヶ月前にホーネットでもみた光景ですね
ブレーキキャリパーを手提げでぶら下げるという技を初めて教えていただいた瞬間
お買いもの時のスーパーの袋でも代用できるんですねメモメモ
今回、念のため赤丸の箇所の部品は事前に調達済み。
カワサキ車はメーカーサイトにてパーツリストがWebで見れるし、そのまま注文までできるのはユーザーに優しい
さて、フロントフォークオーバーホール作業の最大の鬼門、上記図92001フォークドレーンボルトの取り外し。
が、、、、
フォークを仮組みしてもなかでダンパーロッドが空回り、、、
回しても回しても供回り、、、
プラハンで叩いても供回り、、、
ドレーンボルトが全くびくともせず、今回は左右ともに取り外しができませんでした
幸いにもフォークオイルシールや、リングもびっくりするほど状態が良かったため、
今回は、ダストシール+オイル交換のみの作業となりました
こういった困難にぶち当たると新しい工具が欲しくなるんですよねー。
そろそろインパクトドライバーが欲しい、、、
その前に、ダンパーロッドロックツールなるものを購入するか。
話を戻して、フォークオイルをしっかりと規定量で入れます。
オイル量 : 191±2.5cc
オイル油面 : 218±2mm
各箇所トルクレンチで締め上げ。
フォークキャップボルト : 23N
フォーククランプ上 : 20N
フォーククランプ上 : 34N
ブレーキキャリパー : 25N
アクスルシャフト : 78N
もちろん締め上げる際にセンター出し作業も実施してバッチリ
ついでにキャリパー清掃もして、フロントフォークオーバーホール完了
続けてオイル交換!



オイル交換ついでにオイルフィルターおよびパッキンもしっかり交換します。
オイルフィルター 98732
フィラーキャップパッキン
17653
オイルフィルターシール 105-7071
続けては、フロントブレーキフルードの交換!
ニギニギして下抜きからのマスターシリンダーからの追加でサクッとリフレッシュ完了!
もちろんレバー周りのグリスアップも!
続けてはクラッチの遊び調整とグリスアップ
錆びて固着していてプライヤー使いました
普通はここ手で回るんですが
レバーもきっちりとグリスアップ実施
そして、うっき〜さんによる職人技でチェーン清掃とグリスアップ、チェーンの張り調整があっという間に完了しました
いつも思いますが、うっき〜さひとつひとつの作業がテキパキされていて本当に圧倒されます
最後にレギュレータ交換!
が、、、
事前に購入していたレギュレータがまさかの98モデル以降のモデルで取り付け不可
今回での作業はお預けとなりました
作業完了に合わせて記念撮影