バイク乗りにはキツイ寒い冬が徐々に近づいてますね
先日の京都伊根町舟屋ツーリングで早くも寒さの洗礼を受けたTAKEは、グリップヒーターが既にいる時期であったことを痛感。゚(゚´Д`゚)゚。
今回は、KIJIMA 製グリップヒーターGH10をZ900RSに取り付ける際に、純正バーエンドのままだと一工夫必要だったという内容です
グリップヒーターと言えば、現状はもうこれ一択!
KIJIMA グリップヒーター
GH10
https://shop.tk-kijima.co.jp/item/IEG0003N01402.html
スイッチが一体になっているし、グリップ径が細く汎用品なので、もしバイクを乗り換えても次のバイクに持っていける可能性大というメリットだらけ
Z900RSはグリップ長が130mmなのでこちら
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ネットショッピングサイトを色々と探す。探す。探す。
納期未定、
在庫なし、
ご注文前に在庫確認ください。
えっ、ないやん。
間違いなく半導体不足の影響がこんなところにも出ているのか?
しかも市場相場が¥2,000前後上がり出してるし、、、滑り込みセーフでなんとかゲット!
ちなみに Z900RS に取り付ける際は、キタコ電源取り出しケーブルがあれば取り付けが楽です👍
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電源取り出し部は左サイドカバーを外すと、オプションコネクタがビニールテープでグルグル巻きになっている。
外す前
外した後、
コネクタの爪部分を押さえて、カプラーのフタを外しキタコの電源取り出しハーネス取り付け完了
ここで検電テスターで電源取り出しチェック!
プラスマイナスが逆だったみたいなこともよくある話なので、念のため確認します。
上記の状態でキーオンにすると、赤色LED点灯とともにピッー♪と音が鳴りOK!
想定通りに電源が取り出せています!
検電テスターは、エーモン製の光と音タイプが断然オススメです。
明るいところは光タイプだけだと見えにくいんですよねぇ、音は大活躍します
話をグリップヒーターに戻します。
まずはグリップヒーターの電源取り出し部分の加工をします。マイナス端子が丸端子なのでギボシ端子へ変換
グリップ取り付け完了後に初期不良があった際のガッカリ感は半端無いので、取り付け前にグリップヒーターの稼働チェックをします
バッチリ
稼働確認出来たので、取り付けを進めます。
スロットル側は、スロットルワイヤーのボックスを外す前に遊びの量を念のため覚えておきます。
ネジ山9段と8段ヨシっ!
上記写真のネジを左側に目一杯動かすと、スロットルワイヤーを外せるようになるので、ネジ留の場所を覚えてからネジを緩めます。
緩めた後、スロットル部分の上側の六角ボルト2本を緩めます。
そして、スロットルワイヤーのボックスの蓋を外してワイヤーをずらしたら写真のように簡単に抜くことが出来て、このような状態に
続けてスロットルグリップの取り付け。
Z900RSはタイプBのアダプターでした。
スロットル側のグリップ取り付け後、
バーエンドを取り付ける際は、スペーサーが必要になるので、スペーサーを取り付けて、バーエンドを取り付ければスロットル側は完了!
続けて左グリップへ。
左グリップ外す前にグリップの隙間部分のスペース具合をある程度覚えておきます先端部分だけ隙間が多いなぁ、、
スイッチボックスの防水のためかな?
グリップエンドを六角レンチで外す。
左グリップを抜くためにCRCやシリコンスプレーをグリップとハンドルバーの隙間に満遍なく吹き込みます。
TAKEはグリップのゴムを痛めたくなかったのでシリコンスプレーにしました
奥の方にも吹き込もうとすると、、、
えっ?、、、、抜けてもうた!笑
金属製の先端も抜けるとは知らず焦りましたが、
ラジオペンチで引っこ抜くと大丈夫でした
続けてグリップを抜きます。
素手でこの作業をすると手を痛めるので、ウエスなどのタオルで包み、あとは気合いでグリップを捻りながら引っこ抜きました
ハンドルバーに付着している接着剤を掃除したら、ハンドルバーにシリコンスプレーを軽く吹きつけます。
そして、左側のグリップをブチ込む前に事前にグリップヒーターにてしっかり温めるとすんなり入るので、必ず温めます。
グリップが温まったらこれまた気合いでブチ込みます!
これまでGH10を3回取り付けしたことあるし、作業はいつも通り順調に完了すると思っていたら、
純正グリップエンドを締め付ける際に妙な事が発生、、、
次の写真が一番わかりやすいと思いますが、
バーエンドを締め込むほど、グリップ先端が押し潰されて盛り上がる、、、
スイッチボックス側はピッタリつけているのに、、
このままでも使えると言えば使えるけど、
グリップ先端が
モッコリグリップになる、、、
一度気になるとずっと気になる、、、
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
アクセル側のバーエンドがグリップヒーターのエンド部分に触れてアクセルの動きが悪くなる事象を解決するためですが、今回は幸いにも前回取付時に不要だった余りのスペーサーがあったのでこれを利用し難を逃れました
同じ状況になった方は、以下の案のどれかを選択する必要がありそうです。
以下オススメ順です。
①KIJIMA さんにアクセル側のスペーサーを取り寄せ
②バーエンドをハンドルバーと同じ太さの物にする
③スペーサーをワッシャーなどで自作する
④モッコリグリップで気にせず乗る
スペーサーをかましてバーエンドを付けた場合の比較がこちら
スペーサー無し対策前 モッコリ仕様
純正時の隙間 比較確認用
グリップヒーター取付後のアクセル側隙間
比較確認用
あとは配線をうまく隠し、万が一線が引っ張られても大丈夫なように余丁を持たせて取り回しすれば完了です
カプラーはタンク前の左フロントカバー内に束ねました。
タンク下の既存ハーネスにグリップヒーターのコントローラーユニット?ヒューズが付いている部分を結束したら、
余った配線はこちらのカバーの裏に隠せます。
フレームに囲まれた左側の小さなカバーのところです。
ここのボルト7mmというあまりないサイズで手こずりますのでご注意を
最後に電源取り出し部も今後のことを考えて、カプラーを手前にして既存ハーネスと結束
あとは外装を元に戻して完成です
無事にポカポカグリップで走行できるようになりました