綺麗な姿に瞳奪われ
心までも奪われた
高ぶる心
思わず強く抱きしめた
 
か弱い君は
脆くボロボロと
受け止められずに
形を変えた
 
悶え狂い
醜く成った躯を引きずり
のたうち廻る姿も
嗚呼
なんて愛くるしいのでしょう
 
もう苦しまないでいい
優しさを貴方へ
 
[愛を込めて殺します]
 
動かなくなった君で
この部屋を飾ろう
望んでないと
だらし無い自分を省みず
未完成な命の灯が
人の手により摘み取られる
 
愛を知らずに
生まれもしない
生命はただの…肉塊に…
 
臨んだ行為
ただ快楽に溺れては
未熟な心で悪戯に
輪廻を捩曲げ弄ぶ
 
廃棄をただ待つ
箱詰めの胎児
人にも成れずに…ただの塊に…
 
魂の重みに
潰れるがいい
その手には何も
掴めやしない
赤い目の黒猫
人の不幸が分かるの
擦り寄り喉鳴らしながら

白い目の人々
他人の不幸嘲笑うの
「可哀相」と音だけを出して

世の為と偽り
人が人を殺すの
正義感振りかざしながら

慰めて欲しいの?
救いを求めてるの?
選んで来たのは自分なのに

意識された優しさ
偽善でしかないの
不快になるから押し売らないで

皆様全てエゴイスト
解りたくもないから
隔たる事が当たり前

赤い夕日を見ていた
赤い目の黒猫
黒い月に照らされ
暗い夜に溶けてく