壁の先の風景

昨日のニュース。

知った時は少し(いや、かなり？)凹みました。

「そろそろ氷の上に乗れてるかなぁ」なんて呑気に考えてたりした頃だったので。

昨日の記事から一問一答。

五輪連覇懸かる羽生結弦の現状は？小林芳子強化部長が説明「辛い」【一問一答】

一部抜粋

－羽生選手の状況は

　「２日前に本人サイドと連絡を取り合い、今から発表させてもらいます。本人の言葉です。『だいぶん、よくなりましたが、まだ痛みがあるため、氷上練習はできていません。治療とリハビリを頑張っています』と、いうことです。本人からこのようにコメントしてほしいということで、読ませていただきました」。

　－状況を聞いて

　「辛いです。特に、たぶんファイナルを見ていなくても、情報は入ると思う。彼にとってファイナルは成績よりも、ここが一番大切な場所だと思う。そこにきて優勝しなかったとかではなく、この場に入れないというのは苦しいだろうなと思う。これは私の感想です」

小林部長も辛いと。

そうですよね。直接、羽生くんと話してその声のトーンとか口調からも羽生くんの辛さや苦悩も伝わるでしょうから(ﾉД`)

まだ痛みがあって氷上に乗れてないなら、無理して全日本に出て欲しくはないです。

最高地点の目標は平昌オリンピックだから。

全日本というのは選手にとって特別な試合です。

私は最初、国際試合の方が大切な試合で選手たちも重きを置いてると思ってました。

でも違うんですね。

全日本は特別。

だから羽生くんも出たかったろうなぁって思います。

オリンピック代表には今までの成績からして選ばれると思います。

(っていうかそんなもの見て考えなくても選ばれて当たり前でしょーが！！っていうのが私の心の声ですが)

でも今シーズンの最大の目標はオリンピック。

全日本に出なければ、ロステレコム杯以降試合はなくて、オリンピックにはぶっつけになる？

そーーーんなもの！！

羽生くんなら大丈夫です！！！！

大変な時こそポジティブに考え方を切り替えて視点を変えてマイナスをプラスにして戦って勝ち抜いてきた羽生くんなので

今までの羽生くんの言葉を少しだけ集めてみました(全部は大変なのよぉ！多くて！

)

まずね羽生くんの言葉ではないけど。

Every cloud has a silver lining

私も昨年の9月にブログに書いたけど、夏のインタビューや撮影で着てたこのTシャツに書いてあった言葉が話題になってたよね。

意味は

「どんな雲にも銀の裏地がついている」

この雲の銀の裏地というのは↓この写真ののように雲の縁取りの光輝く部分を言うそうです。

どんな厚い雲にも光の部分はある

→どんな悪いことにも良い側面がある

→希望を捨てるな

という事らしいです。

そのインタビューの時の羽生くんの言葉。

「努力はウソをつく。でも無駄にはならない」

どんなに努力しても一番に努力した人が一番の成績を残せる訳ではない。

でもその努力は無駄にはならない。

努力の正解を見つけることが大切

私は例え、羽生くんが1~2ヶ月療養して氷上練習出来てなくても、スケートを初めてからの19年で努力して練習してきたものは彼の心と体に染み付いて記憶されているから、きっと大丈夫って信じてます。

ブライアンやトレイシーもついてるから。

羽生くんは時に迷ったり考え方も成長したり変化してきたけど芯はブレてない。

僕の中で絶対に揺るがないのは向上心常に持ち続けたい

自分の中で芯さえ通っていれば

それはそれでいいのかなって

ね？変わってない

「一進一進」ダメな時こそチャレンジする時

弱さの克服は「自己暗示」

試合前「出来る！出来る！出来る！」って3回つぶやいてるんです。

言葉の力を信じてやっていけたら

また更に強くなれると思う

ゆづも大切にしてるんだよね。言霊。

プレッシャー大好き崖っぷち大好き

それが「羽生結弦」

あのー、でもファンから言わせて頂くと、私たちの心臓がもたないので、もう崖っぷちはカンベンして頂きたい( ；∀；)ﾓﾀﾈｰﾖｼﾝｿﾞｰ

ジャンプして指先が掛かるか掛からないかくらいの目標に食らいついていくように

僕の負けず嫌いさっていうか、そういうものがなかったらここまで来てなかったと思います。

うんうん！羽生くんが負けず嫌いなのは、みーーーんな知ってるよ( ；∀；)

だから今は悔しいだろーなーって思ってる。

きっとベッドにうつ伏せになって手と足バタバタジタバタさせてるに違いない←ねーわ

そして先日のNumber。

野口美恵さんの記事。

王者は何度も蘇る。

2014年のCOCの衝突のあったシーズン。

体も本調子に戻ってない中で出場したNHK杯の時。

一部抜粋させて頂きます。

「NHK杯でのミスは、今はマイナスでも次に向けてのプラスになるもの。『今まで出来たものが出来ない』のではなく、進化してる段階なんだと信じてます。この壁を乗り越えた先にある風景は、絶対に良いものだと思います」

↑泣ける(ﾉД`)

もう泣けちゃう！←メソメソしないようにプラスな羽生くんの言葉を集めてたヒト

そして全日本。

後に尿膜管遺残症という診断だった腹痛。

今でも写真を見るとかなり痛そうな顔をしてお腹を抑えてるものね。

すっごく痛かったんだよね(ﾉД`)

全日本で優勝を決めたけど、そのあとの言葉。

「僕は壁を乗り越えたけれど、その先には壁が見えました。でも人間とは欲深いものだから、課題を克服して壁を乗り越えようとする。僕は人一倍欲張りだから、何度でも越えようとするんです。五輪王者や全日本王者のプライドを守るためじゃなく、スケートが好きで、ジャンプが好きだから、試合をしている。この気持ちがスケート人生でなくてはならないものになります」