気付けばもう1週間以上前のお話ですが、パワスト宮古に行ってまいりました。

岩手県宮古市。

これまでで一番遠いであろう、宮古まで足を運んで参戦。

今回は、いつも登場ひろきくんと彼女さんのみくちゃんとのスリーマンで参戦でした！

前日からひろき宅にお邪魔して、宿泊させて頂きました。

気持ちよく寝れるかと思いきや、全くねれねぇーのな(笑)

小学生かっ！って。

結局寝れたのは、1時くらい。

起きたのは4時。

これから本当に岩手県に行くのか？と一瞬アタマがラリる。

それでも、ロックの日にロックフェスに行けるのはゲキアツだ。

さぁ、戦う準備をして。

魂ささげる準備をして。

ハミガキも大事・・・・

予定では4時半に出る予定だったけど、少し遅れて、4時45分くらい。

ひろきの車の中は、当日自分が用意したセトリを流す。

こんなに早朝からパンクロックを食らう三人。

眠さなんてどこにもなかった。

さっきまでの眠さが、拳に変わった。

もうね、楽しみ過ぎてしょうがないんスヨ(笑)

途中のSAで休憩。

5時20分。早すぎる朝食。

朝日がイイネ！素晴らしい。

いい天気だ！

6時39分

気仙沼の海を見ました。

俺は、これが初めて。気仙沼を見たのは。

綺麗だ。本当に綺麗だと思いました。

でもあの日、少なくとも綺麗とは思えない景色があったんだな。

って心に刻んだ。

それは気仙沼だけじゃない。

石巻、大船渡、宮古だってそうさ。

他にも被害を受けたところはいっぱいある。

7時20分

大船渡を走ってる最中、無性にひろきの顎を触りたくなった

7時24分

三陸町の道の駅で、休憩。

周りに誰もいない道の駅。

普段はにぎわう場所。

でもそれが少し、自分に元気をくれました。

9時10分

会場到着。

やっぱテンション上がるわ。

曇り予報が嘘のよう。

めちゃんこフェス日和だ！！！

いやそんなことより、クソトイレ行きてえ。

シートを設定。

ベース完成。

何かあってはぐれても、ベースに戻れば大丈夫！

10：00～

My Hair is Bad

1.アフターアワー

2.熱狂を終え

3.告白

4.クリサンセマム

5.元彼氏として

6.真赤

7.いつか結婚しても

なーにひとつ知らないマイヘア。

MCでボーカルの人が、

「パワスト2011の時、セキュリティで参加してました。こうして時がたって、アーティスト側で参加させて頂いて本当に感謝しております。ありがとう！」

言ってた。

そうだよね。どういう形であれ、イベントに参加してることは同じ。

いつか結婚しても

って曲がとてもいい曲でした。

体よりココロを温めてくれたフェスは初めてです。

ありがとうマイヘア。

10：40～

locofrank

”待たせたなぁ、宮古！！

　晴れたぞパワスト！！

　少し熱苦しいのが続きますが

　お付き合いください！！　　　　”

会場が湧く。

やあ、ロコ。

25日ぶり。

また拳捧げに来たぜ。

”START！”

1.START

これ以上ないセトリの始まり方。

それまでにあった人と人の距離が一気に近づく。

それと同時に、増えるダイバーたち。

なんか知らないけど俺も上にいたわ。

人と人だけじゃないな。

俺らとバンドマンの距離も近づいたね。

2.Mountain range

この曲の思い出は、前回のツアー2daysで聞いてから聞くようになった曲。

サビ前のコーアルアンドレスポンスがいいよね。

ちなみに何言ってるか分かんないから、毎回それっぽく返してる。

ひろきから教わった。

大切なのは、声を出すこと。上げること。

3.Hate to lose

さあ！ヘイトを吐け！日頃の不満を吐け！毒を吐け！

嫌なことをぶつけ合って無くそうぜ！！

相変わらずこの曲のモッシュピットは、嫌いになるくらい激しい。

4.across time

曲名通り、交わる時間。

歩行者天国なんて甘い言葉では表現出来ない。

例えるなら、モッシュピットだな。

ごめんなんでもない(笑)

5.CALLING

前回のツアーでも聞いたことないメロディだった。
お初です。

この時かなぁ、結構人のこと飛ばしてた気がする。

6.Returning

最初のシンバル三回。

それだけで十分。俺には分かった。

それが聞こえた時、人の上に居た。

もう最高だった。本当に大好きな曲。

バンドマンと一緒に歌ったよ。

「僕らはまた誓いを交わす」

7.share

始まり方、モノのParking Lotにクソ似てる曲。

イイヨネ。”雨バンド”だけど、この曲は、今日みたいに晴れた時に、

海沿いで聞きたくなるんだ。

8.THE LIGHT

人は暗いところでもがき苦しむよ。

絶対に避けては通れない道だよ。

そんな時、この曲のように、光に手を指し伸ばすんだ。

絶対に救われるはずだ。

暗闇の中で、闇雲に手をうごかせ！

誰かが掴んでくれるよ。

9.reason

さあ最後だ。もっとカラダを動かせ。

人を飛ばせ！自分を飛ばせ！

そう頭が反応する。

理由なんてイラネエよ。

例えるなら、ギアがステップップするより、

パーキングから一気に6速まで上がるようなステージだった。

ライブがどうだったかは、体から出てくる汗を見れば、一瞬で分かった。

最後ダイブし終わって、木下さんに深々とお辞儀をした。

「ありがとう」と。

次はHAWAIIAN6を見る予定だから少し時間がありました。

なので腹ごしらえへ。

堤防の上に上って食べるインドカレー。

こんなに暑い中、我々のためにフェス飯を提供してくださっていることに感謝。

Dizzy出ないけどな！！！！！！！！！

12：40～

HAWAIIAN6

1.I BELIEVE

2.Bleed

3.TINY SOUL

4.Burn

5.Haze

6.LIGHT AND AHDOW

7.RAINBOW,RAINBOW

8.ETERNAL WISH,TWINKLE STAR

9.PROMISE

ドラムのハタノさんのMC。

「去年、東北に”太陽の虎”というライブハウスを経営してた奴と一緒に来た時も、今日のようないい天気だった。アイツは『来れてよかった』と、とても喜んでいた。今年も来たかったはずだけど、とある事情で来れなかった。アイツ以外にも、今日来れなかった人達はいると思う。ライブハウスを経営している人達の思いは一つ、『楽しんでほしい』。お前ら今日は最高に楽しめよ！」

泣きそうになった。

涙腺が緩んだ。

次の曲、全く知らねえけど飛んだ。

涙を出したくないから。飛ばずにはいられなかった。

ここで、あの人の話を持ってくるのはずりぃよ・・・・

ハタノさん、あなたのこと、一生忘れねえよ。

ダイブから帰ってくると、ひろきは号泣してました。

13：20～

BiSH

フェスで見る彼女達は2回目。

リハが終わると、マイク越しに小さい声で聞こえてきた。

”ち　ん　ぽ　！”

会場が湧く

1.NON TiE-UP

ノンタイスタートはびっくりした(笑)

いきなり、おっぱい舐めて、ちんこシコらなきゃならんのか(笑)

でもフェスで聞くのも悪くないな。

2.BiSH-星が瞬く夜にｰ

ドラムスタートした瞬間、前方にダッシュ。

この曲はいつ流れてきても、クソあがるわ。

何回聞いても何回聞いても、飽きない。

3.SMACK baby SMACK

瞬く終わって、ひろきたちのいるところに戻ってくる。

この曲最初は好きじゃなかったけど、振り付け簡単で楽しいし、

ライブで聞いてから結構好きになった思い出ある曲。

是非、PV見てほしい。

4.OTNK

オイオイオイ、ありがてえ・・・

またもや前に突っ込んだ。

フェスでやってほしい曲だわ。

気付いたら後ろに、サークル出来てた。

”追う名～！”

のサビ共に中心に向かって走り出す。

正直ホンキでつぶされるかと思った(笑)

チッチ降臨した時、もう少しで届きそうだった・・・！

夢は死なへん　バンドつけてるのがワシです。

5.オーケストラ

前回のツアー仙台の時、聞いた曲。

ライブハウスで聞くのとはまた違った良さがあった。

この青空の下。離れていても、同じ空を見ているんだね。

撮影：みくちゃん

6.beautifulさ

やっぱこれだねェ～！！

クソみたいな毎日でも、息してれば明日が来る。

そうやって考えすぎても良くない！

そう、教えてくれた曲です。

ジャイキラほしかった！！！

これにてBiSHは終了。

次は今年お初のMONOEYES。

時間があったので、物販買いに・・・

ロコブース丁度森さんが来てくださって、パシャリして頂きました

。

ありがとうございます・・・！！！

後は、タツヤさんでツーショはコンプ。

14：40～

SLANG

モノ見るまでにちょっち時間あったからスラング覗きに。

スラングのライブスタイルは、常にボーカルのKOさんがステージから降りて客席前をウロウロ。

曲知らないけど、KOさんにかかって行ったわ。

めちゃんこカッコイイ。

あと、KOさんの手を触りに行こうと思ったら、まさかの恋人繋ぎになってしまって、

「手くらいちゃんと握ろうや」

ってマイク越しに言われて、笑いが起こりました。

す、すいません(笑)

15：00～

MONOEYES

相変わらずかっこよかった。

この4人組。ダイブ童貞をささげた男達。

1.Run Run

去年のうづぐしまを思い出した。

その時よりは少し劣っていたけど、間違いなくカラダに染みわたってきた。

「何か」が。大好きで大好きで大好きな曲。

あれから、数えきれないくらい聞いたよ、細美さん。

2.Like We've Never Lost

うづぐしまもこの流れだったなぁ・・・

飛ぶより、いっぱい上に人を上げた。

魂ぶつけてこい！行ってこい！行け！

ってネ。

3.Free Throw

クラップから始まる。

からのシンガロング。

去年のうづぐしまの時は飛べなかった。

だから今回は飛んだ。ひろきが大好きな曲だから、

ひろき探して、リフトしてぶっ飛ばしてやりました。

4.My Instant Song

去年は少なかったダイバーも、今年はたーーーーんまり居ました(笑)

リフトしてもらったとき、細美さんと目が合い、ニコってしてくれました。

細美さん、それだけで十分だよ・・・・

肩組んだ隣の人のアイコンタクトを取って、笑って、人の上を転がりました。

5.When I Was A King

MC明け、「ワン、ツー、ワンツー・・・」

と細美さんが言った時、思わず俺も言いながら、

ひろきの肩叩いてた。

20秒後、間違いなく今日一番ノダイバー渋滞が起こった。

人の上のでも蹴られたりしたけど、それが最高だったわ・・・

「ブス共、お待たせ！！ここからは、スコットが決めるぜェェェ！！」

6.Roxette

最高の枕詞じゃんかよ(笑)

ほら、ブス共行けよ！！（実際可愛かったケド）って思いながら、後ろの女性を勝手にぶっ飛ばしました。

7.Get Up

この曲に限ったことじゃないけど、

大合唱だった。この曲。

みんなで歌って、みんなで何度でも立ち上がろうぜ！！

そう思えるし、感じるよ。

8.Borders&Walls

これがラストの曲。

去年は、足がつりそうで飛ぶのを断念した曲。

今年は体にも余裕があり、ぶっ飛びました。

ラスサビ前、まさに「壁」のようにリフトしている人達がいました。

全員が肩組んで、予定調和のダイブを見せてくれました。

見てて楽しかった。面白かったわ。

ありがとう、MONOEYS。

次は、8月のBUCHI ROCKで会いましょう。

16：00～

Ken Yokoyama

初めて見る。この人が、あのハイスタのギターなんだね。

どういう人なんだろう。

ワクワクする。疲れてたけど、まだまだ燃えていた。

1.WALK

2.Maybe Maybe

3.Soulmate

4.I Won't Turn Off My Radio

5.Brand New Cadillac

6.This Is Your Land

7.Ricky Punks Ⅲ

始まった途端、「PIZAA OF DEATH」と背中に書いてるシャツを着た人たちが、飛びまくった。

唖然とした。なんだこの熱量。さすがに怖くて行けネェ・・・・

ひさびさに恐怖を感じた。ナンダコレ・・・(笑)

それでも、Radioの時モッシュピットに突っ込んだ。

ウズウズしたんだ。飛んだよ。怖かったけど、その自制心を捨てたくて。

衝動的に。本能。

圧巻のパフォーマンスだったよ。

健さんありがとう。

と終わってベースに帰ってきたら、みくちゃんとひろきが口を揃えて

「健さんキレてた。アレは本物じゃないよ。」

と言ってきた。

俺は、通常運転の健さんを見てないから、なんとも言えないけど、

それでも楽しめたからよかったよ！

ピザ食らったわ。

これにて、パワスト宮古は終了デス！！

最高に楽しかったよ。

ありがとう宮古。ありがとう岩手県。

帰りの車で、ひろきといろんな話をしました。

いろんな、ね。真面目な話だよ。

とっても共有したいけど、

コレは俺たち二人のココロにしまっておく

って決めたから話せないナァ・・・・

それも含めて、最高なロックの日でした。

いつか、話す時が来るかな？

いや、来ないな。

墓場まで直行だぜ。

5115文字。

POWER STOCK MIYAKO 2019