本日より(毎年恒例の)1泊2日の「人間ドック」に入ります。ここ1年、ブログの更新もままならないほど仕事等が多忙で、そのストレス解消のためか、相当に不摂生?な日常生活を送ってきた(苦笑)。約2週間後には健診結果が出るんだけど、正直言って少し心配している。人間、健康が第一だからねぇ。
4/18 10:09



NHK大河ドラマ「江」の秀吉の描き方はヒドイな。もちろんドラマだから、史実に反しない限りでの演出はあって当然だし、秀吉の「女好き」は記事で俺も書いていることだ。しかし、このドラマでの秀吉はあまりにも「スケベ親父」の面が強調され過ぎている。NHKに抗議文を送ってやろうかな(苦笑)。
4/3 21:04

東北関東大震災で、今東日本は大変な事態に陥っている。

特に2次被害とも言える東京電力福島原子力発電所に関して、「かなり深刻な状態だな」と思う。


実は私は(日本には3社しかない)原子力発電所の建設能力を持つ、ある電機メーカーに勤務していた時期がある。

もちろん私は原子力発電所の専門家ではではないし、その設計技術者でもないし、原子力発電所建設の営業を担当していた訳でもない。ただ自分の勤務している会社が製造している設備として接したことも多く、少なくとも一般の方より原子力発電所について知識があると思うので、この記事を書くことにする。


(ロシアについてはよく分からないが)日本や米国の原子力発電所の製造技術及び品質は、世界的にも評価されており世界のトップレベルにあることは間違いない。

どのような機械でも、それが故障して人命に関わるようなことがあれば、それはメーカーとして大変なことであり、メーカーとしての製造責任が問われることになるのも、全てのメーカーの共通認識である。

中でも原子力発電所は、そこで事故・トラブルが起こった場合、(放射性物質を燃料としている為)一般の機械とは比べ物にならないほど大きな影響があることを、原子力発電所メーカーの人間は承知している。

だから原子力発電所については何重にも厳しい安全基準が定められており、メーカーの機器製造基準でも「過剰スペック」と言っていいほど余裕を持った設計がなされ、その基準に沿って機器も製造されている。


福島原子力発電所の問題についても、(最も守られねばならない)原子炉の格納容器自体は、今回の地震にも津波にもビクともしなかったし、仮に今回以上の地震が来たとしても耐え切れたはずである。

ここまでは良かったのだが、問題はその後福島原発が自動停止し、原発自体への電源供給も止まった。この場合、(原発としては補器である)非常用発電機が起動して発電所への電源供給を守るはずであった。ところが今回のケースでは、非常用ディーゼル発電機は、一旦起動したのだがその後何らかの理由で停止してしまった。この結果冷却水を送る事が出来なくなり、燃料棒の冷却が出来なくなった為、(放射性物質の拡散の可能性という)現在の危機的な状況を作り出したのである。

今回の問題の全ての原因はここに集約される。放射性物質が格納されている原子炉本体に重大な欠陥があった訳ではないのである。


東京電力は日本最大、また世界でも有数の電力会社である。

(正直に言うと)前述の電機メーカーに勤務している人間にとっては、東京電力は絶対逆らえない「神さま」のような存在であった。

であるならば、東京電力はそのトップ企業としてのプライドにかけても、現在の危機的状況を何とか乗り切って欲しい。

この問題が起こった直後、TV等で見た東京電力の対応は相当に混乱しているように見えた。「想定外」という言葉は言い訳にならない。重要なライフラインである「電気」の供給を守る為にも、東京電力は頑張って欲しい。


またTV等に登場する東京電力の幹部の方は、言わば「お偉いさん」であって、東京本社から指示を出し、また現場からの情報を集め、TV報道番組で情報提供をしている立場の方である。

しかし、(これは是非言っておきたいのだが)TV映像にこそほとんど現れないが、「現場」で仕事をしている福島原発の職員・製造メーカーから派遣された技術者・そして実際に作業をする作業員(下請けも含む)・自衛隊・警察の方々等の「現場」の人たちは、これ以上深刻な事態にならない為に、自らの被曝のリスクも背負いながら、今必死で努力を続けている。


東北関東大震災で被害を被った原子力発電所の復旧についても、今そうやって頑張っている人たちがいる。

その人たちを信頼し、我々も(報道等で流される)ある意味不確実な情報に惑わされることなく、また日常生活でもパニックに陥ることなく、皆それぞれの立場で、この大震災に対して今自分が出来ることをしようではないか。


頑張れ、東京電力!

頑張れ、東北!



「確定申告」がやっと終った。それはいいんだが、ここ3~4日、仕事の合い間にTVや新聞を見ていると、今東日本は地震で大変な状態だ。阪神大震災で大きな痛手を被った関西人としても、とても他人事とは思えない。日本の未曾有の危機であることは間違いない。今自分が何が出来るかを模索している。
3/15 17:15



「確定申告」の季節だなぁ…。毎年のことではあるんだけど、この時期、また書類の山と格闘?しなければならないのは、かなり憂鬱だ(苦笑)。ただでさえ多忙で、「彼女」を見つける時間もなくて(涙)、ブログの更新もほとんど出来ていないのに、ホント余計な?仕事は、これ以上勘弁して欲しい…。
2/1 23:34



新年明けましておめでとうございます。昨年末は超多忙で、記事更新はもちろん、ペタ返しもほとんど出来ませんでした m(__ __)m 。更新もしていないのに、読者登録やペタをして頂いた方、本当に感謝しています。今年は頑張って、今後もブログを続けて行きますので、よろしくお願い致します。
1/1 8:02

以前、このテーマの(株)Jトレードの記事で触れた(株)幸楽だが、被害者の訴えにより、この事件は既に詐欺事件として警察に受理され、警察の捜査が開始されている。

(株)幸楽は投資顧問会社を名乗り、資金を集めて昨年4月逃亡した。この事件で既に数件の民事訴訟を起され、(裁判にも出頭しなかったため)全面敗訴している。さらにこの詐欺グループのメンバーは、刑法上の「詐欺犯罪者」としても警察に追われる身となった。

また、この会社は金融庁に登録をまったくしていなかったため、金融商品取引法上の「無登録営業」でもある。


この詐欺グループのメンバーとして、「真木馨(ファンドマネージャー)」、「向井幸二(上田稔のボス、バーチャル・オフィスの契約者)」、「上田稔(営業担当)」、「藤村智志(経理担当)」、及び「電話受付担当の女」他が、既に警察の捜査の対象となっている。

登記上の代表取締役社長である「上浦清貴」は、実際は投資顧問業等には関係の無い(別種の)仕事に携わる、単なる一般人であったようである。なおこの「上浦清貴」は、パチンコ・パチスロ攻略本詐欺の(株)ベスト・アナライズの社長としても名前を利用されている。


この(株)幸楽は完全なペーパー・カンパニーであり、住所はそこに事務所の存在しないバーチャル・オフィス、電話番号も電話番号をレンタルする会社からレンタルしたバーチャル電話番号、おまけに代表取締役社長まで一般人の名義を利用したバーチャル社長だったわけである。

これ等の事実から、この詐欺グループは会社設立(2008年8月)当初から資金を集めて逃亡することを計画的に企て、その計画通りに詐欺を実行(会社設立から7ヶ月という短期間)して逃亡した、ということであり、この「計画的な犯行」の「悪質性」に、ついに警察も捜査を開始したようだ。


この幸楽詐欺グループの特徴は、株式投資(現物株、中でもIPO株)を商品として勧誘するところにある。昨年12月、同じようにIPO株で資金を集めて逃亡した(株)Jトレードも、同じ手口だった。

ただし以前にも書いたように、詐欺師は金銭を騙し取ることが目的であるから、その手段は何でもいいのであって、会社名・手口・金融商品の種類(「社債」等の別種のもの)を変え、現在も犯行を繰り返している。

特にIPO株募集の時期に、この手の勧誘電話等があったら、充分注意して下さい。


最後に上記の詐欺師連中たち。「(お前たちの犯行を)警察はどうせ受理しないだろう」とタカをくくっていたんだったら、残念だったな(笑)。既にお前たちは「詐欺犯罪者」だ。

お前たちにも妻や子はいるだろう。 お前の子供が母親に「お父さん、今どこに行っているの?」と聞いた時、妻の口から「…お父さんはね、今刑務所に入っているのよ…」と言わせたいか?

俺がもしお前たちの友人だったら(詐欺師の友人など真っ平御免だが)、やっぱり自首を勧めるだろうな。お前たちも良い新年を迎えたいんだったら、よく考えた方がいい。


なお、この(株)幸楽事件に関しては、このほかにもいくつかの情報が有るが、現在警察が捜査中の事件でもあり、(現段階では)当ブログ上でこれ以上の情報を公開することは差し控えます。



本日OAされた、たかじんさんの新番組「たかじん NO マネー」はなかなか面白かった。元経済財政政策担当大臣:竹中平蔵センセイの話も面白かったし、何よりもタレント代表の眞鍋かをり、相変わらず最高に「イイ女」だなぁ(笑)。来年から本格的に始まるようだけど、TVの楽しみが一つ増えたね。
12/12 16:35



無念! 1昨日合格者発表があった、今年度「宅建」試験に見事に?落ちた。試験終了後、「これはダメだろうな…」という予測はついていたんだが、俺も少しこの試験を甘く見ていたようだ(苦笑)。(勉強中も)学生時代より記憶力も落ちていたし、今回は準備不足は否めない。来年、もう1度挑戦です。
12/3 9:26

年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で「豊かな」ライフスタイルを確立する!/森永 卓郎
資本主義・社会主義・民主主義/J.A. シュムペーター
           日本の幸福度  格差・労働・家族/著者不明

人間の歴史において、政治指導者が理想とした社会というのは「皆が平同であり、皆が豊かである社会」であった。そしてこの「平等である」ということを優先した政治体制が、共産主義・社会主義と呼ばれるものであり、「豊かである」ということを優先した政治体制が、自由主義・資本主義と呼ばれるものである、という見方が出来る。

「幸・不幸」ということをこの視点から見ると、人間というのは、えてして「平等でない」ことの方に「不幸」を感じる生き物のようだ。皆が同じように貧しければ、「皆、同じなんだから」という気持ちで、その「豊かではない」ことにあまり「不幸」を感じない。

「格差」こそが、人間に「不幸」を感じさせる最も大きな要因だと思う。


分かりやすい例を上げると、例えば1人の男が学校を卒業して会社に就職をする。同期入社の社員は最初は給料も皆同じだ。ところが何年か経つうちに、その給料に差がついてくる。そして同期入社の同僚の給料より自分の方が少ない、と気づいた時、それがたとえ100円の差であっても「仕事ではあいつには負けていない、なのに何でなんだ?」ということになって、彼はその夜飲み屋でヤケ酒をあおることになる(苦笑)。俺にもそんな経験があるなぁ(笑)。


中国の抱えている問題も正にこれであって、内陸部の貧困層と沿岸部の1部の富裕層に分かれた現代中国では、内陸部から沿岸部に出稼ぎに出て来た人々は富裕層の豊かさに驚き、同時に「同じ中国国民でありながら、この現実は何なんだ?」ということで、そこに「格差」を感じ、そこから政府・社会に対する「不満」を持つようになる。自分の国に「不満」を持ってしまうということも「不幸」なことだろうなぁ。

現在の中国は、毛沢東が目指した「皆が平等な」社会主義社会とは違う国になってしまっている。地下の毛沢東さんは嘆いているだろうね。


昭和初期~中期(俺はこの時代を体験した訳ではないよ。それほどの年齢ではありません(苦笑))、日本は欧米に比べ経済的には決して豊かではなく、むしろ貧しかったと言ってもいい。しかしその時代でさえ、日本の庶民は「不幸」であったかというと、そうではなかった。

この時代の庶民は貧しいなりにも地域社会・家族間で助け合い、協力し合い、明るく「幸福」に生活していた。西岸良平氏の「三丁目の夕日」シリーズを、一度読んでみて欲しい。


これを古き良き時代のことだと片付けてしまうのではなく、政治・経済的閉塞状況から今の日本人が感じている「不幸」感を取り除く為には、もう一度この時代の人々の生き方を見習い、自分の生き方を見直してみることも大切なのではないだろうか。

難しい言い方をしてしまったが、分かりやすく言うと「お金が無くても、彼女がいればいいじゃないの。それだけで(人生は)充分楽しいよ」、ということだなぁ(笑)。