僕らは現在山梨県北杜市のぶどう農家で働きながら暮らしています。住んでいる家もぶどう農家の方から「畑で働いてくれるのなら家賃はいらないよ。」と有難い言葉をいただき貸していただいています。

 山梨県北杜市、八ヶ岳の麓にあり、南アルプス、富士山を望めるこの場所は一見、水道水すらも美味しいのではないかと思うのだが、実際は水道水が美味しくない。。。びっくりするほどに。。。

 しかしここで「飲料水は買おう!」という発想にならないのがこの場所の特色なのではないか。北杜市にはお酒の蔵が数多くあり、サントリーの「白州」というお酒があるがそれもこの地域で作られているお酒である。
 お酒の蔵元が多いということが何を指すのか、日本酒造りでは「水」が大事なのである。「酒造りは一に糀、二に酛、三につくり
」という言葉があるがその土台となるものが「水」なのである。そのため澄んだ綺麗な名水の元には酒造りが集まるのである。


 こちらは北杜市白州町にある七賢の蔵。中は小道のようになっていて、自社製品の物販、カフェ、セレクト商品などそれぞれのブース毎に分かれている。

 七賢は今度それだけでブログに書きたいなと思う魅力的な場所です!

 


 ということでここら辺では、湧き水を汲めるスポットを知っていれば水には困らないのである。少し紹介しておくと、道の駅「白州」、七賢のお店、大滝神社などで水を汲むことができる。

 僕らも日々水汲み場を開拓しているのだが、今回は大滝神社での水汲みをした話を紹介したいと思う。
 

 

 こちらが大滝神社。自然の中にポツリとあるここは夕方には木漏れ日と水の音で、非常に癒されるスポットである。最近の僕らのお気に入り水汲みスポットだ。



 神社の後ろは山があり、神社の左側に湧き水を汲めるところがある。


 こちらはちょっとした人工の滝。



 

 水のこの透明度! 

 こんなお水を飲んだら美味しいに決まってますね!ちなみに味はどうなのかというと、臭みがなく、柔らかい澄んだ水です!僕はこの汲んだ水を使って毎朝ドリップコーヒーを入れているのですが、元々の水に臭みが一切ないので、喉をすーっと通る飲みやすい珈琲ができます!

 

 北杜市は東京からも車で中央道に乗って2時間程で来れるところにあります。

 普段は水をコンビニやスーパーで買っていたり、水道水を浄水器を通して飲んでいる方が多いかと思いますが、人生で一度くらい、自分で飲む水を自然の中に自らの手で取りに行くのも、良い経験になるのではないでしょうか。

 また、何より自然と触れ合う事は気分がスッキリしてすごく気持ちが良くなります!

 普段の生活に疲れていたり、退屈していたらリラックスがてらに是非やってみてください!