ある日の日常。
近頃は夕方ぶどうの収穫をして、家に持って帰りパック詰めして翌朝に出荷するというルーティーンが出来上がりつつある。
ぶどうにも様々な種類があり、ブラックビートという品種を出荷していたのだがここ2、3日で巨峰や藤稔といった粒が大きなぶどうが出てきて売れ行きが芳しくなくなって来た。
そのため、働いている農家さんでもブラックビートはやめて藤稔の出荷を始めようということになった。
まだ満足に着色していないブラックビートを収穫して、廃棄になるぶどうがたくさん出たため、試しにぶどうジュースを作ってみることにした。
まだ、赤くなり始めのぶどうは少し酸味が強かったりするので、鍋にはぶどうと砂糖と水を入れて20〜30分程ことこと。
ブドウの重さの20%程の砂糖を入れ、ぶどうひたひたくらいまで水を入れる。
そして、コトコトしたぶどうをザルで2回ほど濾したら出来上がり。
自然の恵みをいただく、そんな豊かな日でありました。