小佐古敏荘教授 | 八歳児が見た日本

小佐古敏荘教授

  小佐古敏荘氏(こさこ としそう)東京大学大学院工学系研究科教授


この方は原発事故により、政府から3月16日に内閣官房参与任命されたが、

4月29日に参与辞任を表明する記者会見を行った。


辞任の理由は簡単・・・嘘をつきたくない。


原発建屋がすっとんだ時から次々メディアに登場した東大の先生なんだが

中にはこの程度の放射線は体に良いととまで言いやがった方もおられる。 


それからは東大の先生と東電の関係を調べて、ダメだこりゃっと

なったんだが、ここに来て本物の東大の先生が現れた!


小佐古先生がおっしゃるには、本来は一般人の年間の限度は1ミリシーベルト

と法律で決まっている。20ミリシーベルトを基準に決めたことに容認すれば

私の学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせる事は出来ないと発言。


さらに先日おいらが書いた、緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)に関しても

「影響予測がすぐに運用・公表されなかった」と指摘していた。


あのさ~政府が基準を20ミリシーベルトにしなきゃ今の何倍もの働きを要求されるし、

大変だと思うよ。しかし自主的に避難できない子供たちを法律を変えてまで

危険に晒すってのはどうなの?


既に法律で決めた内部、外部の許容量を超えている福島の生徒、児童に

さらに産地の物を給食で食べましょうって・・・無責任過ぎやしないか?


今現在、法律の下では福島県内の学校全てにこのマークを張らないと

違法となるはずです。


                八歳児が見た日本


小佐古教授が投じた一石が大きな波紋となればいいのだが・・・