人は、何か強い感情が発生した時、その理由を探そうとします。
とっても嬉しかったり、
楽しかったり、
悲しかったり、
怖かったり、
腹が立ったり
なぜ、自分はこの感情になっているのか。
その理由を、
場所において、一番近いもの
時間において、一番近いもの
と、結びつけます。
その感情が発生した直前にあったものや体験や出来事と結びつけるのです。
例えば、転んで痛い思いをしたとしましょう。
その直前にあったものが、石につまづいた、という体験があったなら、
石につまづくとコケて痛い、という記憶が刷り込まれます。
そして、次からは、石につまづかないよう気をつけるようになります。
お化け屋敷が怖い、というのも、お化け屋敷だから怖いのではなくて、
怖い思いをしたときに、お化け屋敷の中にいたから、もしくは暗闇だった、という体験から、
お化け屋敷は怖い、という記憶ができあがったのです。
いいことも同じです。
先生に褒められて嬉しかったとしましょう。
その直前にあったことが、テストで100点をとったのだとしたら、
テストで100点をとることが、喜びになります。
そして、その喜びを得ようとして、100点をとろうと頑張ります。
こうやって、体験や出来事と感情が結びつくことを
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アンカリング
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と呼びます。
僕は、中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」を聴くと、
高校生のときの恋心を思い出します。
なぜなら、その曲は、当時好きだった女の子にダビングしてもらったからです。
これも、アンカリングです。
あなたにも、過去の楽しかった頃を思い出す「何か」があるのではないでしょうか。
このアンカリングに意識を向けてみると、
あなたの状態を作っている原因が何か、見つかったりします。
そして、それが分かれば、自分の状態をコントロールできるようになります。
いい状態のときは、何をしたときか
悪い状態の時は、何をしたときか
いい状態が欲しければ、同じことをすればいいんです。
悪い状態になりたくなければ、同じことをしなければいいんです。