明日の講演を控えて | プロテニスプレーヤー赤羽毅朗オフィシャルブログ Powered by Ameba

明日の講演を控えて

明日、世田谷区の弦巻中学校で講演をやらせていただきます。

職場体験を控えた生徒たちに、『働くとは』というテーマに沿って、プロのテニス選手になるとはどういうことかというお話をします。

今まで講演的なものは少しずつやらせていただいてるのですが、今回のテーマは今までと全く違っているので新しく考えなければならず、未だ言う内容に四苦八苦しています。笑


パワーポイントも満足に使えないのでそれにも困っているし、何より、何を伝えたいか・どんなことを伝えればいいかというのを考えれば考えるほどすっごく迷っています。。


ただふと思ったのは、内容どうこうよりも伝える相手が生徒だってのを考えたほうがいいのではないか、と。

というのは、伝える相手は先生方や保護者の方々ではないのだから、生徒に向けて話をしたらどうかと。(当たり前なんだけど)

実際凄く緊張するんだけども、なんで緊張するかって言ったらそれは先生や保護者がいるからであって、ってことはそれは生徒に伝えようとしてない、大人の皆さんに良い風に見られようとして緊張してるんじゃないかなと。だから変に敬語を使ったり元気よく挨拶しなくちゃと思ったり肩肘張るんですね。

でももし本当に生徒しかいなかったら緊張もあまりしないし、自由に ”生徒たちに向けて” 話すと思うんです。

そこには原稿もないし、皆が聞きたいことに答えたり、そうやって生徒たちと会話するように話せたらそれが一番いいなと。

よく考えたら『プロテニス選手とはどんなものか』という話ならば、事前に原稿とか考えなくたって今までの経験で充分分かっていることなのだから、それをそのまま出せばいいとも思ったり。

だからこれまでやったことない形で講演をしてみようかとも思ったのですが、時間も限られていて30分しかないし、何より本当に大丈夫だろうかという不安と(単にストーリーを話して終わってしまったり...)、クラスでやるいち授業だったらともかく、体育館を使った講演の場なのだからきちんと用意しなければ、とも思うし。。。困


講演って、難しいですね。

ただその難しさと不安に、楽しみでワクワクという感情もあります。

最近自分でも良くなったなと思うのは、そういった難しさや不安を感じてもそれを楽しみに思えるようになっていること。

まだ終わってないのになんだか終わったあとみたいな文になってますが、これからどんな形でもこういった講演活動は沢山増やしていきたいですね。

さて明日の講演、こんな夜直前になって方向転換を試みていてパニック状態ですが笑、なんだかんだ言っても講演時間は30分ほどしかないので、全力で頑張ります。