玄関電気錠の工事が家の引き渡しに間に合わなかったのは以前にも書いた通りですが、数週間、物理キーを使う生活が続いた後、ようやく工事が完了しました。「操作盤付きインタフェースユニット」というのを取り付けるのですが、HEMS連動のためにJEM-A/IPアダプタとも接続します。ちなみに鍵の操作盤は1万円以下で買える増設盤を買って4芯の線で接続すると増やすことができます。最初からわかっていたら、リビングだけでなく玄関とかにも付けたんですけどね、気づいた時には遅し、です。

 

で、あと電気錠はインターホンとも接続します。JEM-A/IPアダプタにはインターホン用の端子もついているので、インターホン親機と接続。そうするとインターホンからも電気錠が操作できるようになります。つなぐだけでメニューが増えて操作できるようになるのはラクチン。ついでにスマホからも操作できるようになります。

 

こちらがYKKAPのアプリの画面。スマホが玄関の鍵の周辺にある時に施錠・解錠がコントロールできます。なのでタグキーモデルでも必ずしもタッチが必要なわけではなくて、スマホアプリでコントロール可能です。ただしほっとくとスリープモードに勝手に入ったり、アプリもレスポンスがそんなに良いわけではないので、鍵の管理くらいにしか使いません。アプリがないとドアについているボタンを使ってキーの再登録とか面倒なわけですが、アプリを使うと鍵を単体で追加したり削除したりすることができます。

 

で、こちらはパナソニックのHEMSアプリ。コントロール画面の戸締りモードにすると、電気錠とか窓センサーの状況が表示されます。ここから施錠することはできますが、解錠はできません。なので家を出たときに鍵が開けっぱなしだと、このアプリに通知が来て、そしてアプリで鍵を閉める。そういう使い方です。

 

で、最後がパナソニックのどこでもドアホンのアプリ。インターホンの応答をここからできるわけですが、このアプリにも電気錠コントロール機能がついています。で、基本はこちらも施錠しかできないのですが、インターホンが押された場合のみ、解錠も可能。なので宅配が来た時に、応答したあと鍵を開けると玄関ドアで鍵を開ける動作が不要になります。ドアのカギを開けるくらい自分でやればよいじゃん、という感じですが、2ロックだとドアノブの上と下と離れた鍵を2回操作しなくちゃいけないんですよね。だったらボタン一つで解錠したほうがちょっと楽、という感じです。

 

というわけで、電気錠の連動機能の紹介でした。こういうのってカタログの情報ではわからないんですよね。私も結局取り付けてみて、こうなるんだ、という感じです。大したお金がかかるわけでもないので、もっとみんなに活用してほしいなぁと思います。