新しい家に住み始めて約2週間ですが、ようやく部屋も片付きつつあり、いろいろな設備にも慣れてきた頃です。既にアフリカ在住の友人が一時帰国している間に1週間夫婦で居候してきたりと、人の出入りもあります。ひとまず、最初の新鮮な気持ちの時に注文住宅建てるならこうすべき、というものを忘備録として列挙しておきたいと思います。

 

1.1Fと2Fの役割分担(コンパクトな家なら風呂は2Fが良い)

うちは夫婦2人なんで、必要な部屋はLDKと寝室と予備の部屋1つ、つまり2LDKですが、それを2フロアに分けようとしたとき、風呂は一般的に1Fになると思います。ただ、うちは1FはLDKのみにして、寝室や風呂を2Fに持っていきました。

 

現時点ではこのレイアウトかなり良いです。もちろんLDKが2Fの家なら逆になるのかもしれませんが、1FにLDKの場合、うちは来客エリアとして1Fに玄関とLDK、トイレ、洗面、という配置にして、2Fはプライベートエリアということで寝室と風呂洗面トイレ、そしてクローゼットや予備の部屋を配置しています。

 

夫婦どちらかの友人がLDKで夜遅くまでいても、2Fで気兼ねなく寝支度ができるというわけ。しかも洗濯系が干すのも含めて2Fで完結するので、洗濯物をもって階段を移動することがありません。まぁ確かに水回りを2Fに持っていくと若干費用が掛かるのと、水漏れ等の際の被害は拡大しますが(しょこたんの家が浸水してましたね・・・)そこは保険でカバーしようと思います。

 

ちなみにベランダもいる派いらない派がいると思いますが、うちの奥さんは外干しを愛しているのでベランダは物干し場です。前の家よりだいぶ狭いベランダにはなったのですが、狭いと洗濯物を干す時にわざわざベランダに出ず、部屋の中から手を伸ばすと干せちゃうと言うメリットもあります。これは意外と良いですね。毎回ベランダ用のスリッパに履き替えるかどうかは大きな違い。物干し竿は部屋から近めの手を伸ばせば届く範囲がオススメです。ただもちろん、近過ぎると洗濯物が窓に当たったり、強風でハンガーが窓にぶつかって割れるリスクもあり得ると思いますのでそこは要注意。

 

というわけで、広大な豪邸なら別ですが、都区内でコンパクトな家を建てるなら2F風呂のこのレイアウトはなかなかおすすめです。

 

2.窓は少なめ、とはいっても無くさない

窓は広ければ広いほど部屋は明るくなりますし、逆に断熱は落ちるので空調が大変、そのバランスが大事とは思いますが、うちはハウスメーカーの提案から窓をだいぶ減らしました。

 

寝室も2面の窓でしたが、前の家でも同じ2面で片方は雨戸からずっと閉め切っていて開けることなかったし、カーテン邪魔だし冬は寒いとデメリット大きい。なので寝室の窓は南側1面のみ。

 

LDKも、キッチンの壁側の窓は無くしました。出窓を付けられたらそれを利用してカップボードのカウンターの奥行きを広げるのもアリかと思いましたが、隣地との境界側だったのでそれも無しで、壁にしました。

 

その代わりキッチン突き当たりには勝手口を設置。勝手口も賛否両論ですが、出入りのためではなく採光と通風用に設置しました。普通の横すべり窓や縦すべり窓よりサイズが大きく取れるし、ドアに上げ下げ窓が付いているので開口も十分大きい。そして人の出入りはしなくてもゴミ箱をさくっと屋外保管するのにはドアは便利。と言う訳で、私は勝手口賛成派です。

 

あと、洗面所やお風呂、トイレに窓はいらない派もいると思いますが、そこは逆に私は窓付ける派です。やはり昼間にあかりが取れるというのは良い。トイレなんかは人感センサーで必ず照明が点くようにしていますが、それでも窓があって外から光が入るのは昼夜や天気も感じられて良いものです。

 

そして、開けることはないからFIX窓で良いと言う人もいますが、私は担当建築士の勧め通り、普段開けなくても開く方が掃除がしやすい、と言う意見を採用しました。掃除はまだしたことないので、こればっかりはどうかは何とも言えません。でもどうせなら開いた方が良い気もします。

 

ちなみにサッシは全て複合にしています。フルアルミは流石にこのご時世どうなのという気もするし、フル樹脂は窓枠の太さがかなり微妙。昔の古いプラズマテレビみたい。もちろん断熱性能は樹脂窓がベストなのは分かりますが、うちはフレームが細い複合窓(外側アルミ&内側樹脂)にしました。これにすると中と外で色を個別に指定できると言うおまけも付きます。真冬や真夏に後悔するかもしれませんが、秋の今の所はもちろん問題無しです。

 

という訳で、窓は適度に、バランスが大事と言うことです。

 

3.屋根裏収納は最大限確保

これも広大な家なら別ですが、コンパクトな家には必須でしょう。収納に突っ込む荷物には、いつ使うか分からないものや季節の変わり目にしか出し入れしないものもあるはず。そうしたものはハシゴ経由の屋根裏収納に放り込みます。実際、この収納が無ければ引越し荷物は全部入らなかったかも。

 

私が建てたハウスメーカーは屋根裏を作ると普通のフロアの半額の坪単価で費用がかかります。意外と良い値段しますが、容積率に影響無くそれなりの広さを確保できるので、特に都内のコンパクトな家なら使わない手はない。うちも5畳ほどを確保しました。まぁこのハシゴが必須な屋根裏部屋、おじいちゃんになったら使えなくなる気もしますが、あって困ることはありません。

 

と言う訳で建物部分はこんな感じでしょうか。他はまた次回。