引っ越しして部屋を片付けつつ、色々な機器の設定をして行かないといけません。とはいえHEMS系はまだ稼働していないので、出来るところから進めていきます。まず最初はインターネット接続です。フレッツを浴室天井裏に引き込んであるので、いわゆる「ホームゲートウェイ」と呼ばれるONUルーターもそのまま天井裏に突っ込みます。一緒に私がルーターとして使っているヤマハのNVR700Wも設置。ついでにEasyMesh用のBuffaloのWiFiアクセスポイント WXR-6000AX12S を1台は天井裏、もう1台は有線接続して1Fリビングに設置します。これでだいたい家中がエリアになります。ちなみにホームゲートウェイにはフレッツテレビのTVアンテナ端子も付いているので、そこから天井裏で5分岐させて各部屋のアンテナ端子とも接続します。ちなみにブースターも買っておいたのですが、使わなくても全然問題なしでした。さすがフレッツテレビ。

 

そしてIoT機器の1つ目はパナソニックのドアホン。どこでもドアホンというやつで、型番は VL-SWD505KF です。WiFi設定して、スマホを登録するとインターホンがスマホでも着信できて、外出先からでも応答できます。本当はここで電気錠も接続すると応答だけでなく鍵も開けられるのですが、そこはまだお預け。実際には外出先でインターホン応答することは無いと思いますが、録画されたデータを見ることはあると思います。そう、リモートで誰が来たのか映像チェックできるのはメリット。もちろん、インターホンが鳴ったときに友人であればそのまま出るとか、なんなら電話しちゃうというのも有りでしょう。ちなみにパナソニックのスマホアプリは昔からあまり進歩してなくて、レスポンス良く操作するには程遠いです。肝心のアプリの出来がイマイチというのは残念。ちなみに、ドアホン子機はパナソニックのコードレス電話の子機としても登録できるので、同時待受が可能。これはよくできています。なのでドアホン子機にも10キーが付いていて、電話も着信するしインターホンにも応答できるわけです。子機はアマゾンとかで普通に2万円くらいで売っているので追加購入。子機増設も簡単でした(ドアホンとコードレス電話双方に登録が必要)。あと、このインターホンは設定を変えるとすべての来客を全録画できるのですが、内蔵メモリは心許ないのでSDカードを挿入します。SDXC規格で128GBまで対応しているとのことで、購入して突っ込みました。

 

2つ目はリンナイの給湯器です。これも追加課金してリモコンをWiFi対応にしたのですが、型番は MBC-302VC(C) です。このリモコンは床暖房スイッチ付きとスイッチ無しのモデルがあって価格も同じなので当然スイッチ付きを選びたいところですが、なぜか東京ガスでは床暖房スイッチ付きモデルはサポート対象外とかで、このスイッチは諦めました。といってもスマホでの床暖房コントロールはスイッチ無しモデルでも可能だし、床暖房のコントローラーも各部屋についているので給湯器リモコンに床暖スイッチがあっても無くても実は変わらないです。そしてスマホで「どこでもリンナイアプリ」をダウンロードして、WiFi設定もスマホで行います。まぁすんなりとはWiFi設定終わらず、結構電波条件が厳しいのかもしれません。何回かトライしてなんとか設定完了。これもやはりアプリの作りが今ひとつですが、床暖房のコントロールをスマホからできるようになりました。うちのリビングルームの床暖房は面積の関係で2面に分かれているのですが、その場合のコントロールが若干変なところもありますが、まぁ仕方ないというか・・・IT企業のアプリのレベルを期待したらいけない感じです。

 

そして3つ目はTOTOのお風呂アプリ。TOTOの「つながる快適セット」でWiFi接続できるのですが、まずアプリをダウンロードしようと"TOTO"で検索してもギャンブル系のアプリしか出てこない。この時点で萎え1。「おふろ」で検索して何とかダウンロード成功。そしてセットアップを進めますがアプリの案内画像の画質が悪い割に意外とわかりやすい。で、進めて行くとWiFi接続の所まで行くのですが、そこがなぜか繋がらない。萎え2。結局TOTO側がアクセスポイントになるモードでSSID設定をして何とか接続。WiFi接続が一番難しかったのはTOTOのつながる快適セットでした。設定は全然快適ではない。でも接続が完了すると、排水栓やら浴室暖房やら除菌なんとかなどがスマホで操作可能になります。そしてお湯張りまでやるには給湯器との連動が必要。前述のリンナイのアプリで有効化コードを発行してTOTOアプリに入れると、連動が可能になります。この設定が終わるとTOTOのアプリでお湯張りができるようになります。ですが、TOTOアプリでお湯張りすると、給湯器が動き出すまで数分かかる模様。萎え3。急いでいる時はそれぞれのアプリで設定した方が良さそうですね。

 

という訳で今回はここまで。スマホを使って、

・インターホン応答ができる

・床暖房の操作ができる

・お風呂にお湯を張ったりお湯を抜いたり、浴室暖房とかの操作ができる

こういうのはすでに実現できる時代なんですよね。でもハウスメーカーによってはもうお手上げかもしれません。というかうちがお願いしたハウスメーカーもお手上げで、結局私がすべて細かく指示して実現したというレベル。でもまだまだ他にもやることがあるので次はHEMSが動き出したらまた書きたいと思います。