トイレの次はお風呂の仕様を決めていきます。

ハウスメーカーの標準仕様はTOTOを選ぶとサザナという、まぁおそらく標準的な

ラインのモデルになります。

上位にはシンラという肩湯機能がついてるのとかありますが、流石にそこまで求めてない。

というわけでサザナです。

 

ちなみにハウスメーカーの標準仕様で既にある程度機能は決まっていて、テレビが標準装備されていたり、暖房乾燥機がついていたり、床を除菌水で洗う機能とかも標準装備されています。TOTOではオプションでも、ハウスメーカーでは基本料金に含めてますよ、というやつです。

 

で、最初はまぁ標準で良いか、と思っていたのですが、TOTOのカタログ読むと、まぁこれがすんごい膨大なオプションの数々。

というか、お風呂ってほぼオーダーメイドなんだな、と思わせるボリュームです。

実際、現場の施工で何をどこに付けるかなんてのも決まるようです。

 

最初に決めるのは浴槽の形。まぁこれは価格はどれも一緒なので完全に好みですが、

TOTOの推しは「ゆるリラ浴槽」。

寝そべって入ること前提でヘッドレストみたいなのが付いていて、足元は高くなっている、という底が階段みたいになっているやつです。

まぁ一人で入るには良いでしょうね。デモ環境でうちの奥さんが湯船に入ってみて大満足な表情していたので、「ゆるリラ」を選択します。

 

実は段差がない「クレイドル浴槽」とかなり悩んだのですが、年甲斐もなく夫婦で一緒に風呂に入ろう、というときに「ゆるリラ」だと狭いんじゃないかと。

ただ、そういうレアケース(笑)は考慮に入れないことにしました。

ちなみに「ゆるリラ」は、意外と幅が狭くて大柄な私だと両側をかなり意識する感じです。

とか言いながら、私は普段は100%シャワーのみで湯舟なんか使わないんですけどね。

 

そして色を決めて、ハンドグリップやバーの数や場所を決めます。

今の家の浴槽はいろいろ付いているんですが、あんな持ち手ひとつがこんなに高いのか、という感じ。そしてカウンターの色や形を決めます。

最近は掃除最優先で、浴室内に一切カウンターを置かない、鏡すら置かない、という

ミニマリストもいるようですが、そんな特殊仕様にはしない予定です。

あとは水栓、シャワーヘッド、収納棚などなど。付属品選んでいきます。

大事なのは人工大理石浴槽、掃除が楽になるオプションはつける、というルール通りです。

定価だと10万以上のオプションですが、ハウスメーカーの提供価格は半額程度。

実際どれだけ差があるかはわかりませんが、まぁ選んどきます。

 

そして次が洗浄機能。

前述の通り、除菌水で床を洗う機能はハウスメーカー標準なので勝手についてきます。

外したところで安くはなりません。

で、TOTOには床だけでなく浴槽も自動で洗う機能もあります。名前は「おそうじ浴槽」

 

ただこれ、風呂に蓋をしてボタンを押すと勝手に洗剤とお湯を使って洗ってくれる

らしいのですが、結局終わったら蓋を取って乾燥させたりしなくちゃいけないんだよね?

せめて蓋無しで洗ってくれて終わったら乾燥機能で乾かしてくれたらいうことないのだけど、そういうのは難しいんでしょうか。

 

実はハウスメーカーも、以前はこの「おそうじ浴槽」を標準装備にしていたようなのですが、お客の反応が今一つで使わない人も多かったようで、標準仕様から外したそうです。

ということで、私もこの機能はパス。ただ、自動排水栓という機能はつけておきます。

これ、浴室の外からでも排水栓を操作できて、お湯を抜いたりお湯をためたりできます。

 

この自動排水栓、これだけだと何なのこれ、という感じですが、この機能に「つながる快適セット」というのを取り付けるとパワーアップします。

要するにWiFi経由でネットにつながるのですが、スマホのアプリから排水栓をコントロールしたり、さっきの除菌水での床洗浄を操作できたり、換気扇や暖房をコントロールできたりします。

 

この組み合わせでどうなるかというと、帰宅前にスマホのリモコンで風呂の栓をして、給湯器(こちらもWiFi接続前提)でお湯張り。家に帰ったらすぐ風呂に入れるよ、というやつです。

まぁ、事前に栓はしておけばよいし、お湯張りもタイマーセットはできるかもしれませんが、帰宅時の風呂のために朝からそこまでやるか?ということ。

その日の気分で、今日は風呂早めに入れちゃおう!ということができるわけです。

 

そして、風呂上りにはスマホで浴槽のお湯を抜きつつ床を除菌洗浄、そして換気して乾燥させ、適当なところで止める、というところまでが遠隔操作できます。

今の家はリビングから風呂までの動線が近いので正直そこまでする必要もないのですが、設計中の家はリビングが1階、風呂が2階なので、栓を閉めたり開けたりするのに階段往復はしたくない。そこでこの「つながる快適セット」オプションの出番です。

 

まぁ、そんなこんなで膨大なオプションだらけのバスルーム、ようやく仕様が決まりつつあります。