クリスマス前に盛り上がり? 「非モテSNS」3000会員突破


プロフィール欄には、名前や誕生日、「恋人の欲しい具合」などの項目を用意。出会いを求める人が色々な手段でほかのユーザーと連絡を取って仲良くなれるよう、SkypeやMSNメッセンジャーのID、TwitterのURL、電話番号も登録できるようになっている。

 個人でWebサービスを運営している永上裕之さん(21)が開設した。SNSで「1人でも多く、寂しい思いをかき消してもらったり、異性の友達を作るきっかけにしてほしい。自分も非モテなのでおいしい思いをしたいww」という強い意志から、3時間で制作したという。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/02/news045.html


参考記事はこのあたりね。


とまあ、文面からは異性の出会い要素が強く感じ取れますが。これはインターネット異性紹介事業にあたらないのでしょうか?


ちょうど昨日から出会い系サイト規制法が改正され、インターネット異性紹介事業を行うものは事前に警察に届出が必要になりました。


そこで、この記事のSNSは?と思ってアクセスしてみたのです。

http://motetai.egachan.net/

「非モテSNS - 非モテが集まって傷を舐めあったりする究極のSNS」


あれれ、トップから男女の出会いという文字が消えている!?

たしか、えがちゃんのブログのリリースによると、リリース時点では、「男女が出会ったりする」と書かれていたのに。


リリース→『非モテSNS - 非モテが集まって傷を舐めあったり、非モテな男女が出会ったりするSNS』をリリース!

web魚拓→http://s01.megalodon.jp/2008-1202-1411-38/blog.livedoor.jp/ikiradio/archives/51096889.html


でもね、目的がそうである以上は、異性紹介事業だと思うんだ。上記のITmediaの記事でもしっかりとそうお答えになっているようですしね。法規制が変わったタイミングで出会いの文字を消したってことは意図的に届出を回避したんじゃないかと思われても仕方ないですね。


ちゃんと出会い系サービスやりたけりゃ、法を遵守して、警察に届出をすればいいのにね。そのほうが真面目だよ。それから、SNSの運営は総務省への電気通信事業者の届出も必要なはずですが、ちゃんとお届け済みでしょうか?


知らない人のために説明しておくと、この永上裕之氏は、えがちゃんって呼ばれてて、IT業界で短時間でたくさんのwebサービスをリリースしていて、これはえがいと有名な人らしい。ここ数日はオープンソースのOPENPNE を使ったサイトを乱立していらっしゃるようです。


ちなみに、12月1日より改正された、出会い系サイト規制法については、以下をごらんくださいませ。

概要→http://www.npa.go.jp/cyber/deai/business/index.html

まあ、違反したところでたいして重い罰則がかからないんだけどね。

罰則→http://www.npa.go.jp/cyber/deai/business/low_revision09.html

出会い系サイトなんて、うん億も儲けているらしいからね。(詐欺っぽい請求をする業者さんなんて痛くないでしょうね。なんで警察はそっちを取り締まれないんでしょう)


えー、これから、こういうサイトを運営する人は、18歳以上の確認とか、違反書き込みの削除義務とか大変でしょうけど、頑張ってください。


しかし、なぜ、児童による不正誘引などの違反書き込みは削除するだけで、通報する義務はないのでしょうか?


削除してしまったら、目に止めた人が通報もできないし、アクセスログの証拠も残らないんじゃないでしょうか?


匿名掲示板の実行されもしない犯罪予告を逮捕してる暇があるんなら、実際に行為まで行われているというこれらの児童売春ぽい書き込みを片っ端から検挙していくべきではないでしょうか?警察さん?