俺のメモリー -3ページ目

3か月飲んでいない件

6月7日から今日まで3か月飲酒していない

3日3週間3ヵ月3年だったか

禁煙では3が付く日がキツくて壁になるが乗り越えれば持続できるなんて言う

3年過ぎても夢の中で煙草に手を出すことはあるが、

潜在意識の奥で吸いたがっているのか、欲してないのに夢の中では誓いを裏切る自分がいるのは何故だろう

禁煙はできても禁酒は難しいと思っていたが、なんとか続くものだ

お盆なんか遠出もせず暇だったので飲んだら楽しいだろうと思ったが止めていた

体重は3カ月前70以上が常態だったが、現在は68キロ台になっている

飲酒自体が太るとは思わないが、飲むと一緒につまめるものが食べたくなる

飲んだらその後運動もしないし気力がなくなり、飲むことで1日がピリオドを打たれる

大分腹がへこんできたが俺から言うまで周りは気付いてない様子

あと2,3キロ落とせたら腹回りも更にすっきりするだろう

3週間飲んでない件

6月8日から今日まで3週間酒を飲んでない。

正直酒だけは止めるのが難しいと思っていたので、

金輪際の禁酒までは断言しない。

何らかの付き合いやお祝い事で飲みたくなる時があると思うし。

前々から階段や上り坂を登ると息切れがあり

酒が影響しているのではないかと思っており

又特定健診でもここ数年肥満体質で血行が悪くて

酒こそが万病の大元になっていると思っているので

控えた方がいいとは思っていた。

実際のところはこの3週間で体重はまるで減ることはなく

聞いた知識では、体調が良くなるや、朝目覚めが良いなどと聞いたが

効果は今のところそれ程感じていない。

元々蒸留酒ばかり飲んでいたので、そこまで害は無かったのだろう。

そして肥満体質や血行の悪さは、脂ものや運動不足の影響が大きかったのだろう。

一つ良いと思うのは飲まない事で、他の事をせざるを得ない事、

例えば飲んで潰れていないわけだから、散歩に出たり、寝る前に運動してみたり、

飲む楽しさが無くなるので、その代わりのまだ開拓してないが新しい楽しみを見つける事になる。

新しく視野が広がる予定。

 

正月休みに観たアマプラ備忘録

1,ミュンヘン

ユダヤ人のスピルバーグ監督による、ミュンヘン五輪での事件を題材にした作品。

何度でも見たくなる名作リストに一つ加えられたね。

パレスチナとイスラエルの戦争について考える。結論は出ないけど根深い問題について考える。

シンドラーのリストはアカデミー賞を獲るなど評価されたが、それはユダヤ人からもドイツ人からも各方面から受けたのに

ミュンヘンの場合は中立的立場から反戦のメッセージが込められており、多くの人に寄り添った内容と成らなかった様子。

大衆に合わなかった映画こそ本当はいい映画かもしれないと疑った方がいい。

 

2,エデンの海

香川徳島が舞台の60年代の映画。

できれば広島や近県がロケ地の昭和懐古の映像が見たかったので選んだ。

女子生徒がタイマンで、カエルをさくシーンがあったがキツい。

東京から赴任してきた新米教師に四国にて降りかかるハプニング。原作は違うが、坊ちゃんをアレンジすればこうなるかな。

 

3,狂熱の季節

白黒映像のバイオレンス映画。

レビューでも時計仕掛けのオレンジを先取りしてる等とコメントが見られたが、正にその通りで、この時代にこの描写は凄い。

主人公の様な思慮浅い輩って居る。いるいると思いながら観た。

この映画でビート族というフレーズを知った。ビートたけしってビート族から来てるのかな。ならば自分もビートたけしだ。

 

4,男と女の観覧車

ウッディアレン監督。ケイトウィンスレット主演。

これも脚本が素晴らしい。そしてケイトウィンスレットの演技が凄まじい。

枯れた女の醜い内面が痛々しいほど暴き出される。

シリアスな演出は胸に迫って来るが、映像は遊園地が舞台だし色遣いが可愛い。

洋画タイトルはWONDERWHEELで実在の遊園地なんだね。

 

5、洲崎パラダイス 赤信号

昨日ブログをアップして、もう一つ観たのを思い出した。

それが洲崎パラダイス。遊郭前の食堂は、人生交差点。数々の人間模様が織り成される。

切ろうに切れないズルズルした縁の男女。待ち続けた相手と縒りを戻すも、突如に潰えてしまう関係。

56年の映画であるが、そんなに浮世離れした作り話でもない。

主役のダメ男なんて、意気地が無くて性根が無くて、どうやって世渡りしていくのだろう。

 

こんな簡単な事が気付かなかった視点だけど、

どの映画にも黙っていられないダメ人間が出ていて、そして愛されてる。

ダメな奴のする事が話に花を咲かせている。

最たる例が男はつらいよの寅さんだ。ダメな人こそもしかして必要なのかな。

 

他、インセプション、007ロシアより愛を込めてを見たが、自分にはツボらず、

インセプションは自分には難解だったので又いつか観よう。

2021年 全国高校駅伝

久しぶりに興奮した。

予想は、本命:仙台育英、対抗:洛南、世羅だったが、

世羅高校は、レース前に主将で4区か7区アンカー出走予定の塩出選手が故障で欠場と報じられ、

優勝は難しい状況、3位以内に入れば大健闘だと思っていた。

 

蓋を開けてみると、1区の森下翔太選手が並居る13分台のエースランナー達から抜け出して

トップでタスキ渡しをしたのが一番大きかった。

ここはおじさん本気でイケー!イケー!と唸り声をあげたぞ。

やはり駅伝は先手必勝、なんといっても一区でレースの大半が決まる。

欠場した主将の分まで気合を入れて頑張ったと言っていたが

その通りの優秀な戦力が一つ減ったとしてもあくまで優勝を狙った走りだったと思う。

 

その後カギになった3区の留学生区間、いや実際はそんな呼称は無いが留学生が多く出場する区間。

ここでは世羅コスマスムワンギ選手は、雪や風の影響もあり昨年出した区間最高より20秒遅いタイムだが順当な走り。

洛南高校のスーパー高校生佐藤圭汰選手も、同様にコンディションの影響はあったらしいが、

かつての日本人高校生としては破格の走りで、コスマス選手とのタイム差を15秒程度に留めていたのは凄かったし、

後半戦で総合力のある洛南の勝ちフラグが立ったようなものだった。

 

仙台育英は、3区が終わった時点で、トップと1分30秒くらいは差があったので、脱落していたが、

4区のムテチ選手で又徐々に息を吹き返していた。

以前の大会でも佐久長聖高校が、3区にエースランナーを配置して、留学生において行かれない戦い方をしたけど、

この辺は、42キロの中の8キロというより、爆発力のある選手がいると、致命的な差を広げられるケースがあるという事だろう。

そもそも仙台育英は3区の選手も1万メートル28分台の強い選手だったが本来の出来ではなかった。

 

4567区は、以外にも落ち着いて粘り強い試合運びをする世羅高校の各選手。

追いつこうとするプレッシャーからなのか本来の走りができていないように見える洛南の各選手。

駅伝は先を走るチームが無理のない試合運びをするが、

それにしても追いかけてくる力のある相手をよく振り払ってゴールまでたどり着いた。

 

終わった後も、え~優勝しちゃったかぁ。え~??ってしばらく信じられなかったもの。

勝てるとすれば先行逃げ切りで、3区で1分近く開いてる場合だと思っていたし、

エース格の選手が欠場することで、レースがガタガタに崩れずに3位内に入ってほしいなんて思ってたが

あれよあれよという間にゴールテープ切っちゃったて展開であった。

レースプランなんて、いやスポーツなんて始まってみないと分からない、その意外性こそ面白い。

 

京都の洛南高校は、スーパーエースがいた今年は又とないチャンスだったろうね。

地元京都勢初で、日本人のみでの最高記録を出して優勝するチャンスだったと思う。

個人記録では4567区は世羅より上だったのに、何か重圧があったのだろうか、都大路では、優勝と縁遠いのだろうか。

まあ何か他で良いことがあるだろう。

逆に広島世羅は、第1回2回優勝、そして今回で優勝11回と消えない金字塔をつくっている。

 

医者の本音

中山祐次郎氏著、r3/9/20読了。

素晴らしい本だった。

その題名の通り、お医者さん、そして病院の裏側を極力隠すことなく伝えてくれている。

外科医はとてつもなく大変な仕事で、強い使命感を持っているという事が伝わる。

病気になった時病気との向き合い方の参考になるように平易な文章で読者に語りかけている。

 

全ての内容が濃かったが、以下個人的に印象に残った項を箇条書き

 

「後医は名医」

医療業界では当初見込んでいた病名と後から解る病名が違うことは、極めて日常的だという。

なぜなら時間経過により後の方が症状が多く出ていて、診断がつけやすく治療もうまくいく。

だから後から担当した医者の方が名医のように見えるということ。

これは、リフォーム業界でも現場で時間経過により改善策が増える事もあるし、

前の職人の過ちを手直しする職人の方が腕の良い職人に見えるはずだ。

病気という診断を付けるには時間の要素が非常に重要だという。

そういえば余命数ヶ月と言われた人が長生きしている場合はあるが、

あれは奇跡ではなく、誤診だった可能性が高いのだろう。

 

「ポリファーマシー」

高齢になると色んな病気を患っている人が増えている。

薬が大量に処方されることをポリファーマシーといい問題になっており、医者は其々が専門分野に分かれている為

指揮者のいないオーケストラの如く、まとめ役が不在となっている。

しかし病院は沢山薬を出せば儲かるわけではなく、出し過ぎには収入面では原点される仕組みになっている。

厚生労働省の指示に従う構造で医療業界は、規制産業と呼ばれているらしい。

 

「インフォームドコンセント」

訳すと説明と同意という意味。

著者の場合、手術前の説明に1時間はとっており、そのなかで人体構造、術後経過、生存率まで話されるが、

しかし、この時間では全然足りないという。

インフォームドコンセントは訴訟逃れになっており、実際には患者の理解が不十分ではないかという。

これは不動産売買を例にすれば、一生一度の高い買い物ではあるが、不動産にまつわる法令の制限や、

保証の内容、将来起こり得る問題など、一時間かけて説明しても理解はしていない。

私は命を預かるほどの仕事はしていないが、

説明するにも理解させるにも時間がかかり誤解する可能性もある文言は無くなった方が良いと思う。

 

「受診は平日の昼がおすすめ」

時間外の診察は、検査が十分に受けられない。

救急外来では、緊急に治療が必要な重症患者か否かを見分けることが主で、重症でなければ治療は行われないという。

高校の頃、海水浴で日焼けして膝の辺りに目玉焼きみたいのができて、産まれたての小鹿の様に立つ事すら辛かった時、救急車で横川の皮膚科まで運んでもらった。

あの時は、軽く診察してもらいトンボ返りすることになった。あの時私は重症ではない、ここで軽症者の面倒を見る諸々の設備が稼働する時間では無いと追い返されたのだ。

救急車は行きは連れて行ってくれるが、帰りは自前で用意するしかなく、また痛い痛いと言いながらストレッチャーの入るタクシーで自宅に帰って来た。

タクシーの運ちゃんが二方向を担いで、あんまり動かすなよ痛い痛いなんじゃと自宅1階寝床まで運んでくれて他人の優しさに触れたのを思い出す。

なんてつめてえ病院なんだと思ったが、おそらく通常の診療時間であればシッシッされなかったと思う。

 

この他医者の性格、開業医・勤務医の年収、製薬会社との関係など面白い内部事情の話が聞けた。

 

最後章は著者のメッセージが籠っているように感じる。

これが本当に伝えたい事ではないかと聞き入る内容だった。

「あなたの生命や健康は、思うようにはコントロールすることができない」

人が亡くなる本当の理由は分からないという。

ガンが全身に転移して低栄養になって死亡や、肝臓に転移して機能を失ってしまい死亡などの医学的な説明がつくが、

何故、転移したかその理由を突き止めるのは難しくなるという。

何故この人がガンになったか、何故この人の遺伝子に変異が起こったのか、

この人の家系ではいつから遺伝子変異が発生したか、何故発生したのかは分からないという。

沢山の患者さん、そして友人の死に直面し、辛い経験を重ねて、おそらくこれを理解してほしいのだと思います。

死は突然にやってきて不可避なものである、それを自覚ができれば、精一杯生きれるという事だと思います。

 

以上

 

 

 

 

雑談力

安田正さん著、超一流の雑談力 r3/8/29読了。

私は営業マンだがその資質に欠けており、その最たるものが人としての魅力だと思っている。

やはり営業マンは人から好かれる資質があった方がいい。

初対面でこの人と付き合いたいと思われ、取引をして長く声が掛かる関係になれる方が良い。

リピーターになってもらい、紹介してもらえる人物の方が望ましい。

そんな才能が無いのだが、その理由の一つにコミュニケーション能力が低いことが挙げられる。

人生50も近くなると、仕事ができるやつは、頭の良さとか知識の豊富さとか捌ける腕の良さとか

それ以上に人から好かれることが武器であることを知るし、自分にはそれが無い事を身に沁みている。

生き延びていく為に鼻くそほどでもいいから必要なコミュニケーション能力を身に付けたいと思ってこの本を取ってみた。

実践するには時間がかかるものが大半だが、非常に分かりやすい内容だった。

 

最後の章にトレーニング方法まで書いてくれている。

そこで解ったが、要は雑談力というとあまり聞きなれない能力だけど、先ずは前向き思考を自らに植え付けろってことなのだ。

懇親会に参加してみろとか、苦手な人に話し掛けろとか、しかしこれこそ人混み嫌いでプライド高いのでご免被りたい。

だが確かにこのハードルが低くなれば、その暁には自分のメンタルが改善されて、周りから自分の見え方も変わっているかもしれない。

 

又、相手を好きになろうと努力することで結果として相手にも自分を好きだと思ってもらおうとする流れが大切とも書いてある。

これはイエスキリストや孔子も口にしてる「己の欲せざるところ他に施すことなかれ」の黄金律だ。

自分が人から好かれたければ人を好きだと思うようにしなさい。自分が人に良い所があると思われたくば、人の良い所を見るようにしなさい。水に心あれば魚に心あり。これが日々心に留めて置くべきことである。

 

素人の全力のストレートより、プロボクサーのジャブの方が強力といわれる様に、コミュニケーションの上手な人は普段からさりげなく雑談を交わす力が身に付いている。という部分は確かにそうだ。

同じ言葉で同じ内容でも話し方によって、ぎこちなく低音だと耳障りで受け入れにくいのだ。

 

話題はFUNNY(笑い)よりINTEREST(興味)が必要という章も参考になった。

これからは「健康」など同年代や高齢者にも興味が持てる話題を仕入れておこうと思う。

専門分野(仕事)では情報、経験談を共有できるようにしたいと思う。

 

先ずは一つ、この本から即効的に使えることも学んだ、それはなるべく大きな声でなるべく爽やかにあいさつをする事。

よろしくお願いします!と挨拶をされて、鬱陶しく思われることはほぼ無い。

これは一期一会の多い営業職なので常に意識しておきたいと思う。

 

鬼滅の刃 列車編

8月15日にレンタルビデオして「鬼滅の刃 無限列車編」を借りて観た。

映画館で観よう観ようと思いながらも、死ぬほど観たいわけでは無かったので観てなかったのだった。

正直、頑張って観たが1/3くらい寝てしまった。

起きたのが、煉獄さんが死にかけて、主人公が泣き叫ぶところで、音量が大きかったので目が覚めた。

なので翌朝話題についていく為に、中途半端な食わず嫌いにならない為に、煉獄さんがボスとバトルする前から再見した。

これほとんどアクションシーンだし、不要な子供だましな挿話が散りばめられてるだけじゃないか。

いや泣くのは分かるよ、悪に向かって正義がそのスピリットを前面に押し出して立ち向かう姿は。

泣かせよう泣かせようとしていて、分かっていて泣くのは分かるのだが、あまりにもこれ見よがしが過ぎるというか

二歩三歩譲って泣くのは泣けるけど、日本中が揃って泣くことではないだろう。

多分日本人は右に倣えの民族だから、隣の人たちが泣いてると安心して泣けるのだろう。

これが歴代興行収入一位、しかもコロナ渦で、というのはカルチャーショックだった。

鬼滅の刃映画版の評価を見極めれている自信は無いのだが、ブームに乗るという事は価値が過大になるという事だと思った。

五輪 野球金メダル

楽しみにしていたオリンピックでの野球競技が終わった

正直、結果が出来過ぎていて、今後これ以上の求めるものが無い

いわゆる五輪ロスになりそうな燃え尽きた気分だ(どうせ又ペナントレースが始まれば観るんだろうけど)

 

侍ジャパンが金メダルを獲ったことは、ペナントレースで毎年チャンスのあるリーグ優勝や日本一より勲章として大きく

今後、五輪で野球競技が採用されるか不明である以上、

今回は後世に語り継がれる歴史をつくったというのが事実ではないだろうか

 

一戦一戦の試合の重要度が当然重たくて、

選手たちの気迫、感じている重圧が画面越しからひしひしと伝わってきた


栗林が2勝3Sして森下が2勝して、それが世界の舞台で、これ以上何を求めようか
まるで路上から応援していたバンドが、武道館を満員にしてしまう様に、
観てる方もこれ以上の幸福は無い

 

柔道の阿部兄妹見ても思うんだよね

オリンピックで金メダルを獲って、しかも兄妹で、これ以上の何を次の目標にするんだろう

次のオリンピックを目指して又頑張りますと言っていたけど、

間違いなくオリンピックが最高の舞台だし、そこで最高の結果を出してしまったから、これ以上の夢の実現ってあるのかな

 

自分の思う金メダル獲得の要因は初戦です

青柳を出したり、栗林を出したり、最悪負けても後のある初戦にてその後の大事な試合での選択肢を決める事ができたし、

明らかに普段通りのピッチングが出来ないので、重圧に少なからず免疫力を高める事ができた
稲葉采配を叩いてる人もいたけど、あれで良かった
投手陣が山本に頼って長引かせていたら、他の投手が五輪の重圧を感じれず、もっと大事な負けれない試合で乱れてしまう
特にクローザー栗林は一点取られたものの、1アウト23塁から連続三振で切り抜けたのは大事な役割を担うのでこれで成功だった

あの時、稲葉さんがうつむき加減にシャウトしたのを見たが、これで行けると思ったはずだ

今の野球でクローザーほど需要なピースは無いのだから

サードコーチがまわして、ホームのクロスプレイアウトになったのも偶々良い所に返球されたけど、返球が逸れればセーフだった
決勝打を打ったのがチームメイトから愛されてる坂本勇人だったので更に一丸となるし、
大差で勝つと次の試合反動が出てよく負けるパターンがあるが、
最終目標の金メダル獲得には圧勝するより勢いに乗るあの勝ち方の方が大分良い

4試合大差で勝って決勝で僅差で負けるより、2・3敗しても決勝で僅差で勝たなければ永遠に反省させられるのだ

 

金メダルを獲ることが至上命令で、つまり決勝こそが最重要の試合で、そこで完封リレーした
森下、千賀、伊藤、岩崎、栗林とつないでそれが叶ったのだから、稲葉さん建山の選手選出は大正解だった
怪我明けの千賀や、調子を落としていた岩崎の選出には批判が多かったが、ファンは見る目が無かったのだ
偶々全勝優勝だったけど、すべては決勝の勝ち試合の為にあった
だから途中の継投失敗試合もある意味決勝の選択肢が定まって前進だった
ファンはいつも目先の結果だけ見て罵詈雑言並べてホントに大局観がない

 

2021前半胸くそカープ戦ベスト3

第一位
vsオリックス(6/13)
この試合は完全に負ける展開だったのが、9回の同点劇で追いついてしまい、
急遽、栗林が登板することになり、制球が珍しく定まらず、連続無失点記録が途絶えてしまった試合
大概のファンの評価は、打線がよく追いついた、栗林も人間だから失敗する事がある、切り替えて次に頑張ろうというもので、後ろ向きなコメントはあまりなかった
得点差があり8回誠也の打席からイヤな予感はしていた
今年はこの人は効果的でない場面では打つので、打つ予感はあったが会心のホームランで、そこから同点への火蓋が切って落とされた
この同点劇は下位に沈む広島ファンの唯一の楽しみであり最後の光明のような栗林の無失点記録が途絶える為のお膳立てだったのである
個人的には、今年のカープはここまでツイてないのだ、と思い知らされたゲームだった

第二位
vs楽天(6/5)
この試合は森下と田中マー君の投げ合い
一番勝負のカギになったのは森下がバント犠打で走者を送ろうとした際に、
点差ビハインドでこの日不調だった田中だが、粘り強く投げて簡単には犠打をさせなかった事
これが後々楽天への流れを呼び込む事になる
惨劇は勝ちパターンで出てきた塹江が連続スクイズを決められて悲惨な目にあった事
塹江がここ数年彗星の如く出てきてこうしてプロの残酷さに会うまでの一連の姿を見ていると気の毒なのが本音
楽天は金にもの言わせた寄せ集めの外様集団で嫌い

第三位
vs読売(6/29)
これは実はこの記事を書いた日の試合、なんでこんな日記を書き始めたかというと
この試合が史上最高レベルで胸くそだったので、腹の虫がおさまらないからだった
読売はvs広島戦の通算1000勝に達した試合であり、連勝が8にのびて、どうでもいいが今日二発打った読売岡本が明日誕生日らしい
佐々岡監督は本当に継投が下手くそ
読売のミスのお陰で勝てる試合だったはずなのに、佐々岡のお陰で勝ち星を献上してしまった
俺が監督なら勝っていた
あいつは選手の能力の見極めが悪い
もしかすると事前に心構えを持たせる為に森浦にセットアッパーしろと告知していたのか、
八回を調子が良くて今まで失敗も少ないバードを替えて、わざわざ負けにいった
そもそもコルニエルは雑に扱われ過ぎ、将来性があるのだから無闇に投げさせずに限定して使え
負ける時は負けても良いから選手を大切に使え

7/12日現在最下位

それでも勝ったときは飛び上がるほど嬉しい

単純に喜んでいるのではなく、未来に希望を持ってしまう

スーパーヒーローたちを見るに、このチームがまだまだ終わってないと思ってしまう

そして結局野球観戦を止められない

 

野球観戦という中毒症状が止むと、

月曜日をのぞく毎日3時間の貴重な時間ができる

それでも冷静に考えてみると、例え広島カープが下位で無様で私の心は傷んでも

金銭的損失等の本当の被害は大してない
他の趣味と比べて、実際に女やギャンブルに入れ込んでしまうより健全なのだ

 

火花(小説)

正月に読み切った劇場に続いて、又吉さんの火花を読んだ。

こちらはドラマ等で内容を知らずに読んだのだが、

適当な想定では、主人公のお笑い芸人が運命的に超人の師匠に出会い、

主人公がみるみる成長するものの、組んでいたコンビの相方とは次第に離れ離れになり

己の輝かしい未来の犠牲になる親友との友情が描かれているなんて想像していた。

内容は全く別で、

この人の書く人間関係は本当に地味というかマニアックというか地下社会というか泥臭い。

それが自分のような綺麗ごとが嫌いなヤツには、そう遠くない日常を話してくれてるような馴染む感覚がある。

とはいえ、師匠と主人公の小話の数々は、サザエさんやこち亀のようなネタが尽きない漫画を読んでるようだった。

だから迫ってくるリアルはない。

全体的には読みやすいけど笑いを追求するプロの考えが理解できないところがあった。

日常的に凡人として感じる実力の無さに失望する場面では凄く共感するが、

実は風俗勤めだった天使のような師匠の彼女や、逃亡して変身してしまった師匠など飛躍しすぎて受け入れ難い場面もあった。

個人的には劇場が100点で、火花は60点くらい。

劇場同様ドラマ化しても描写に無理がないし役者の演技が良ければ絶対面白い。

もう既にされてるが実写化に向いている原作だと思った。