先週末。
ある銀行の支店長さんから一本の電話が。
最近は、ありがたいことに、いろんな金融機関から、
「お金借りてくれまへんか?」という勧誘電話が多いのですが、
そーゆー電話ってホント苦手で(経営者として失格ですね)・・・しかしまぁ、
7年前の創業当時には考えられないような状況は有り難いことではあります。
しかし、どうやらこの支店長さんの電話の様子が違う・・・・・・・・。
「来週、うちの頭取と会ってもらえませんか?」
へ???
7年間もド・ド・ド・ド・ドベンチャー経営者をやっていると、
近頃はどんなことにも動揺しない僕ではありますが、
思わず聞き返してしまいました。
「頭取って、頭取さんのことですか?(←意味わからん!)」
「ええ、うちの頭取が会いたいということで・・・」
「そんな恐れ多い、僕の方が足を運びますってば!!」
「いやいや、こちらから参りますので・・・」
▼で、本当に御来社いただきました。
↑つーか、頭取にワイヤーパンフ持たすなってば!!
頭取というと、企業でいえば社長さん。
まして、東証一部上場の優良地銀の頭取というので、
堅くて怖いイメージを抱いておりましたが、
地場ベンチャーである我々の事業に対してかなり興味を抱いていただき、
ワイヤーとは何か? 気さくに、そして好奇心旺盛に聞いてくれました。
楽しいなぁ、僕は団体のトップと話するときは本当に楽しいな。
もちろん、規模も知名度もレベルも業務内容も全然違いますが、
自分も弱小ベンチャーを率いる者として、
同じトップの方とお話ししていると、その方の振る舞いや言葉の選び方・・・実に勉強になります。
それに、興味を持ったら自分で足を運ぶフットワークの軽さ、、、脱帽です。
ただ、ビックリしたのが、
うちの営業部長トシちゃん(普段はおとなしい奴)を、
せっかくの機会なので頭取に紹介したら、
ワシよりも頭取と話が盛り上がっとるがな!!!
頭取と、話に花が咲いとるがな!!!!!
最近、トシちゃんに営業成績ワシ負け続けてるの
ちょっと解ったような気がしたなぁ(; ̄ー ̄A
とにかく突然の頭取来社は、
企業人として改めて襟を正し、
そして、地元ベンチャー出版社の端くれとして、
ますます精進してゆかなければ・・・と身の引き締まる1日でした。
