今日も、
ジゴクの原稿書きをちょこっと抜け出してきました。
文化の森で開催されている
▼『カツモクエイガ』という短編映画上映会。
自主制作映画が4本上映されるのですが、
そのうちの1本が、徳島出身の若手映画監督・川原康臣さんの作品なんです。
川原さんは、
イベント情報誌『ぴあ』主宰の日本最大の自主製作映画のコンペ《ぴあフィルムフェスティバル》 で2年連で続入選している実力派です。なんせこの賞は、応募726本のうち入選18本というメチャ狭き門です。それに2年連続入選ってスゴイことです。
今、徳島でロケしている松嶋菜々子主演映画『眉山』 の監督・犬童一心氏も、過去に入選しています。
あと有名どころでは、『NANA』の大谷健太郎氏とか、『スウィングガールズ』の矢口史靖氏など。
まぁ、レベルはかなり違うけど、
僕もここ数日は《WIRE5周年記念ムービー》の現場に携わっていた手前、映像にはかなり興味がわいてきたのと(まぁうちのは映画というよりドキュメンタリーですが・・・)、来年の町おこしイベント系で、映像をやりそーな予感がプンプンするということで後学のためにも観ておきたかったのです。
で、今日の上映は全部で4本。
そのうち最初の3本は、他の監督さんの作品で、
ぶっちゃけ荒削りな映像や、自己満足過ぎるコンセプトの作品も入ってて(まぁ、荒削りなのが自主制作映画のええとこであり、クリエーターなんて自己満足でナンボじゃ!という視点もあるかもしれませんが、ジェニを取る限りは観客は批評する義務があります)、途中で「金返せー!」と立ち上がりたい箇所もあったのですが・・・(笑)。
最後にスクリーンを飾った川原さんの作品
『ニューヘアー』 に大満足(^ε^)♪
この前ブログで紹介した『ジョゼ虎』 好きには、たまらん空気感。
脚本も“映画映画してなくて”スッと耳に入ってくるし、
徳島の風景が満載のロケーションも、そのへんの贔屓目抜きにしても秀逸。
なにより、主演の2人が、プロと素人のギリギリの“リアルさ”で、逆に感情移入できまくり。
まだまだスゴイ才能残っとるなぁー。徳島も。
それも、グラフィックデザインや、イラストや、設計などの才能は、
仕事ガラよーけ知っとるけど、
“映画”って未知の世界やったからなー。
よけーに嬉しかったなー。
久々に、いつか一緒に仕事したいなーと思って観てた43分間でした。
それも、趣味とか“サクヒンヅクリ”ではなくて、ちゃんとビジネスというかメシのタネとしてね。
よくやるやん映画の世界って。
昼間はバイトして、みんなにギャラも払えず好きで映画を撮るとか。。。そんなのじゃなくて、ちゃんとね。
あ、でもそれって映画の世界に限らず、俺ら出版の世界もありがちやね(; ̄ー ̄A
あ、それはさておき、俺らの記念ムービーもそろそろ完成間際でございます。。。。。。
みなさん、(ほどほどに)期待しててね♪