阿波踊り3日目。
▼ここは、松嶋菜々子主演の映画『眉山』 のロケにも使われている南内町演舞場。
さて、昨日のブログでも書きましたが、
阿波踊りの4日間は、
とにかくみんなで踊るのです。
▼外国人も踊れば、、、、、、
▼頭デカイ2人組も踊る、、、、、 ん???
誰やこいつら?????
▼あ、おまえらか!!
さて、
そんな老若男女が踊り狂う阿波踊りですが、
僕はほぼ毎年“踊ること”や
去年のように“演舞場を設営すること”などで関わらせていただいております。
しかし、さかのぼること9年前。
1997年には、“書くこと”
いや、“編集すること”で携わったこともあります。
▼『阿波踊りガイドブック 97』という観光客向けガイドの編集長をさせていただきました。
思えば24歳の時に初めてつくったこの雑誌が、
僕の編集長としての第一歩でした。
そういや、
このダンサー と知り合ったきっかけも、このシゴトでしたわ。
んで、
24歳の僕なりに考えた阿波踊り。
子どもも踊れば、
オトコもオンナも、
オジィも、オバァも、
普段は四国一大人しいと言われている徳島県人が、
この4日間だけ人格まで変わってしまう。
こんな混沌とした踊り。
まさにカオスなカーニバル。
どう表現しようか・・・・・・・・・・・・・・。
この現象を、紙媒体でどう表現すればいいのか?
県外の方に、どういう表現方法を使えば伝わるのか???
普通だったら、踊り子の写真を表紙にするのが妥当で、
当時どのガイドブックを見ても、ほとんどが踊り子のダイナミックな写真ばかりでした。
しかし、当時の僕は、この現象のクレイジーな空気と、
なぜかミステリアスなところも加味したかったのです。
悩みに悩んだあげく、写真は一切使わず。。。。。。。
↑夢か現か・・・・・・、中面最初の扉ページがこれです。
賛否両論ありましたが、
まさに、子どもの頃、夜夢にまで出てきた、
フワフワしたカオスナイトを旨いこと表現できたと思います。
お盆の踊りだからこそ、
そんな“怪しさ”も必要なのかもしれませんね。
よくやったぞ、24歳の俺!!
さ、シゴトしよ
ガンバレ、33歳の俺!!!!!