さぁ、今日で最後となりました【サルにもわかる徳ラ】ですが、
今日は玉子を代表とするトッピングです。
え?
ラーメンで一番大事なスープについては解説せんの???
と思われた方。
タイトルをよく読んでください。
【サルにもわかる】ってくらいなんで、ビジュアル的に目で見て分かる話ししかしませんよ!
※どうしてもスープについて知りたい方はこれら専門サイトでどうぞ。
http://www.raumen.co.jp/home/study_raumen_tokushima.htm
さて、昨日説明した“豚バラ肉の薄切りを甘辛く煮付けたもの”と並んで、
徳ラ(徳島ラーメン)の大きな特徴とされるのが、
▼この生玉子のトッピングである。
↑この肉の容姿と、生玉子の存在により、
徳島ラーメンが“スキヤキ風”と呼ばれる大きな所以である。
徳島では、ラーメンとは呼ばれず
「肉入り大」→豚肉入りの大盛りラーメンのこと
「肉玉・にくたま」→豚肉&生玉子入りラーメンのこと
と、まるでお好み焼きのような呼び方がされている。
ちなみに、
生玉子を入れると、値段は平均して50円UPする。
玉子1個50円・・・・・・・・・やらしい話、すげ~原価率である。
生玉子といえば、
お隣・香川県の讃岐うどん「釜玉」が思い浮かぶが、
実は、マスコミで取り上げられるほど、
地元徳島の人は生玉子はめったにトッピングしないのである。
超身近な半径による、
ワタクシたけぴの周りの知り合いだけ調査では、
生玉子をトッピングする率は50回に1回程度である。
ちなみに、
全国的なラーメンでは当然の如くのっている具といえばナルトであるが、、、
徳島県にはズバリこんな名前の市 が存在するというのに、
僕の知っている限りでは、ナルトがのっているラーメンは県内で見たことがない。
その代わり、
▼徳ラその(3)のカマボコや
鳴門市の『まる和』というお店では、チクワの薄切りがのってたりするが、
まさにその姿は御当地鳴門うどん に似ていたりする。
ちなみに、
生玉子で有名な徳島ですが、
全国で一世を風靡させた“煮玉子”だって一応は存在している。
ここは、もともと具として茹で玉子がのっているうえに、
煮玉子をトッピングすると、煮&茹玉子の2種類が食べられるというちょっと特殊なお店。
おまけに、きっとオバチャンに言えば生玉子も出してくれるから(予想)、
煮&茹&生の3種類をいっきに食べられるという、何の意味も無いことに挑戦できるお店ではあるが、オススメはしない。
※しかしまぁ4日間も同じ写真と、過去の写真だけを使ってネタが持ったなぁと我ながらホッとしているのである。