年明けの風物詩?といえば、
NHK大河ドラマの新シリーズの幕開けである。
・・・・といっても、
紅白や朝の連続小説と同様、昔ほど大河ドラマなんて誰も楽しみにしてないのが現状。。。
僕もそのひとりで、
ここ数年は見たり見なかったり。
僕が、1年間かけて大河を見るための条件は2つある。
その条件は超単純。
●戦国時代物であるか、
●幕末物であるか・・・・・・・
ということでここ最近の大河でいうと、
2002年『 利家とまつ 』・・・・・メインが徳川初期なので見ず!
2003年『 宮本武蔵 』・・・・・・ある意味戦国やけど徳川初期なので見ず!
2004年『 新選組! 』・・・・・・幕末ど真ん中! 全部見ました!!
2005年『 義経 』・・・・・・・・・・鎌倉、、、どーでもええので見ず!
そんでもって
2006年『 功名が辻 』 ・・・・・・・戦国ど真ん中! 見ます!!
昨日の第一回。
のちに高知県・土佐24万石を任される山内一豊(上川隆也)と、その妻・千代(仲間由紀恵)の夫婦物語。
個人的に嬉しいのが、
徳島のお殿様・蜂須賀小六も、秀吉の大親友として初期から出ているということ。
我が蜂須賀さんは、ドラマや漫画などで、めちゃめちゃハチャメチャなオッサンとして描かれているから、見ていて楽しい。
最近で言えば映画『 戦国自衛隊 』の小六も、おもっしょいオッサンやったし、
今回の『 功名が辻 』でプロレスラー高山が演じている小六も、豪快な好人物。
今年は、6月に徳島とドイツの交流を描いた映画『 バルトの楽園 』が公開されるけど、
実は、江戸時代、徳島の蜂須賀家とドイツにもビミョーな関係があった・・・・・・・・
なんて書くと、貿易でもしてたのかと思われそうだけどそれは無い。
あまり知られていないけど、蜂須賀家の家紋は、「卍」(まんじ)である。
ヒトラーよりもずっとずっと前から卍を掲げていたのだ。
まぁ、それだけやけど。。。。。。
ただ、ヒトラーとの大きな違いは、
蜂須賀さんは、平和にそして経済的にも(阿波藍の推奨)、文化的にも(阿波踊りの推進)、徳島を支えていたということ。
それにひきかえ、
『 功名が辻 』の主人公・山内一豊は、ドラマでは描かれないだろうが、とっても臆病でヘタレだったこともあり、のちの260年後、土佐から勤王の志士を生み出してしまった。
まぁ、そんな背景のお陰で、
土佐からは龍馬や慎太郎、自由民権運動の板垣退助など偉人がワンサカ出たが、
徳島からはこれといって生まれず(とは言っても、これもあまり知られてないけど、あの新選組にも徳島藩出身者はいるにはいた。馬越三郎[まごし・さぶろう]という人だけど、武勇伝は無く、美男五人衆の一人としてしか残ってない)、
時は平成。
排他的で保守的。
そんでもって大きなものしか受け入れられず、大きな物しかメジャーになれないこの徳島の地で、
果たして、志士は生まれるのだろうか???
なんて心配してたら、
今日行ったカラオケオフ会で、
▼平井堅を歌いこなす3歳児と遭遇!!!!!
いけいけ、ちびっこ志士!!!!!!!!!!!