徳島は今日も寒かった。

こんな日は
ハフハフ言いながら
釜玉うどん

常三島の『名麺堂』です。

茹で上げた釜から直接ドンブリにうんどんを取って、
生卵と生醤油(またはダシ醤油)を掛けるだけのシンプルなメニュー。

グルメ本とかでは
“和風カルボナーラ”なんて形容されるこのうどんやけど、

俺に言わせると

カルボナーラのほうこそ




“伊風釜玉うどん”
であーる。


ただし、釜玉うどんの発祥の地は、本場讃岐の行列ができる店『山越』らしいのでまぁ100年も歴史はないはず。
どう考えてもカルボナーラの誕生の方が古いだろうから、こんなことイタリア人が聞いたらイヤな顔されるかもしれない・・・

そんなときは
浪花のモーツアルト“キダタロー”の言う「僕が彼より早く生まれていたら、彼こそが“ウイーンのキダタロー”と呼ばれていた」理論
で逃げよう。


てゆーか、このブログ【ビジネス】のカテゴリーにも関わらず、
最近ちょっとアホなことしか書いてない。。。。。。

なわけで
うどんつながりの
マーケティング的なこと書きます。

ただし、無理矢理です。


昨日の大雪の中、ブルブル震えながら
ベンチャー経営者の仲間とランチに行きました。

県庁近くのサラリーマン御用達の定食屋さんです。

ここは入り口の黒板に、本日のランチメニューを書いているのですが、
とにかく寒いので黒板も見ずに店に入り、
テキトーに日替わりランチを注文したのです。

今日は
唐揚げかな?
コロッケかな??
それとも、ハンバーグ???

と思っていたら出てきたのは

鍋焼きうどん


最初は、
「えーーーーっ! なんか肉っぽいの食べたかったな・・・」と
後悔したのですが、鍋焼きで大正解でした。

冷え切った体もポッカポカに温まり、
午後からの吹雪の中での仕事も余裕で切り抜けられました。

きっとお店のオッチャンは、
週末からずっと天気予報をチェックしてて、
素材を仕入れたのだろう。

鍋焼きうどんって、一見、手間はかかりそうにないけど、
それぞれ個別の土鍋を用意して、
ひとつひとつの鍋のためにコンロの前に付きっきり。
逆に効率は悪いと思う。
それに、朝から雪なので市場の仕入れだって大変だったかもしれない。

オマケに鍋焼きだけではサラリーマンたちにはボリューム不足だから、
ちゃんと手で握ったおにぎりが2個付いてきた。
具には肉たっぷり、野菜たっぷり、生タマゴも入っている。

大雪の日、
そんな日にわざわざ来てくれるサラリーマンたちに
心から温まって欲しいというオッチャンの気持ち。

オッチャンはきっとCRMなんて専門用語は意識すらしてないだろうけど、
自然と実行できているのだった。

そして、
フーフー、ハフハフ言いながら食べているわれわれ2人を見て、
その後入ってきたお客さんはほとんどが鍋焼きを注文していた。
今日はランチだから値段もお得なのだ。


大雪の日に
(必死で考えて「ど~だ~!」と言わんばかりじゃなくて、ごくフツーに)
鍋焼きうどんを出せるかどうか・・・・・。



まぁ、鍋焼きだけが正しいとは言わないが、
それが出来るかできないかがCRMの分かれ道。
明日からもまた通ってくれるかどうかにつながる。


ここまでエラソーに書いてみて思ったけど、









オッチャン、雪とか関係なしにずっと前からこの日は鍋焼きにしよーと決めてただけやったらどうしょー
ま、それはそれで逆にスゴイけど。。。。。