首都高速道路で子供たち参加型の2つの環境イベントが行われました~。
のふたつ目をご紹介。
 
1020日(木)、首都高速中央環状線山手トンネルの
大橋換気所屋上の自然再生緑地「おおはし里の杜」に設けられた
水田で脱穀体験が行われました~。
 
イメージ 1
 
「おおはし里の杜」とは、換気所屋上に整備されるもので、
その形状やイメージから昭和初期の目黒付近の里の風景である斜面林や小川、池、田んぼを再現することを整備の目標としています。
全体の広さは約1,100㎡とかなり広く、その内田んぼは約100㎡。
地上高、約30mのところに田んぼがあるなんて、なんだか不思議ですよね。
 
イメージ 2
さて、頑張ったのは、この地域を学区とする目黒区立菅刈小学校5年生
40名。
実は今年の6月に田植えを行い、106日(木)には慣れないながらも
自分たちの手で一生懸命にカマを使って刈り入れをし、
最後に束ねた稲を乾かすためにハザ掛け(刈り取った稲を天日干しする作業)をすでに行っていたんですよね~。
私も小学生のときに、校庭に作られた水田で、田植えや稲刈り体験しましたがこんなに本格的じゃなかったかも~。
 
まずは農業の専門家が、脱穀、選別、籾すり等の作業の説明と
籾殻(もみがら)、糠(ぬか)、藁(わら)の使い道などを講義解説。
とりあえず頭の中に順番を覚えこませた後は、脱穀体験です~。
 
イメージ 3
 
その1:脱穀は、昔ながらの足踏み式脱穀機を使用。
 
イメージ 4
 
その2:稲穂から籾殻を外す脱穀作業は、割り箸を使って行います。
 
イメージ 5
 
その3:そして藁と籾を分ける選別を行い、
 
イメージ 6
 
その4:続いてプラスチックのすり鉢に籾を入れて
野球ボールで上からこすり付け玄米を取り出します。
 
身近にあるもので、すべて手作業で行えるっていうのが新鮮ですよね。
 
イメージ 7
 
その5:そして、ラストは藁縄を作る体験。
 
一緒に体験を行った長谷豊校長は
「田植えから始まり、稲刈り、脱穀作業と、子供たちがお米を作る一連の作業を実際に肌で感じられたのが大変よかった。
東京の子供たちの故郷であるこの場所で、昔の人の苦労を体験できたことは幸せ。今後は自分たちで収穫したお米をおにぎりにしたり、給食でみんなで美味しさを分かち合います」と、語ってくださいました。
 
首都高さんは、18日に行われた「見沼たんぼ首都高ビオトープ」
での自然体験会と今回の2つのイベントを通して、
「子どもたちが、地域文化や自然とのふれあいを楽しく学び、
自然環境の保全などについても目を向けるきっかけになることを
期待しています」とコメント。
 
首都高はただ道路というだけじゃなく、自然とふれあれる場所だったり、
憩いの場所に変化しているんですよね。
デートと言えば首都高、走りを覚えたのは首都高なんていう方などなど
みんなそれぞれいろんな思い出が詰まったスポット首都高は、
これまで以上にいろんな思い出を紡ぎだしてくれそうです~。
 
 
首都高では、こうした環境への取り組みに関しての活動を
1215日(木)~17日(土)までの3日間、
東京ビックサイトにて開催される
日本最大の環境展示会「エコプロダクツ2011」にて、
出展紹介する予定です。
 
詳しくはこちら↓
GREEN METROPOLIShttp://shutoko-green.jp/
 首都高Green チャンネル http://www.youtube.com/shutokogreen/