アニョハセヨ~ということでソウルから戻ってきました。
ソウルは非常に活気があって、モーターショーもスゴイ人。
街中も人で溢れていました。
日本同様、少子高齢化を迎えている韓国が元気なのを見て
日本も頑張らないと!と強く思いました。
 
東日本大震災からの復興はまだまだ時間が掛かるし、本当に大変だと思います。
でもみなさんのコメントから勇気をいただいた私は、今日から自粛体制ではなく
全力応援体制で行こうと思います。
元気が出せる私たちが、元気を出さないと復興だって難しくなっちゃいますもんね。
経済だって回していかないと、復興するお金だって回らないし!
そんな勇気をくださったこのブログを読んでくださっているみなさま
本当にありがとうございます!
 
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さて、ソウルの街のお話はまた追々するとして、今日はGMのシボレーキャプティバに
試乗してきたお話を。
キャプティバは夏頃(たぶん7月頃)日本導入予定です。
実は今日4月5日から韓国での導入試乗会が催されるということで、その前にちょっとお借りして
乗せていただいちゃったってワケなんですね。タイミング的にも非常にラッキー。
GMJAPANのみなさま、GMKOREAのみなさま本当にありがとうございました。
 
韓国のGM事情を少しお話しますと、
3月1日からGM大宇ではなく、GMKOREAとしてスタートするということで
これまでのGM大宇ではなく、シボレーブランドとして韓国でも展開されることになりました。
実は今までもクルマのエンブレムをシボレーに変えたりする人が多かったそうで
シボレーブランドのステイタスはすでに高いんですって。
3月1日に名前を変えてから、たったの1ヶ月というのに、販売が40%アップしたんだとか。
その理由は
①オーランドとアベオという新機種を導入したこと。
②メンテナンスフリープログラムを導入したこと。
③5年保証を導入したこと。
④7年のロードサイトアシスタントを導入したこと。
などなどが考えられるそうですが、なんといってもシボレーブランドのブランド力というのが
いちばんの理由かもしれません。
今後も若者を狙ってシボレーブランドをアピールしていく予定だそうですよ~。
 
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さてキャプティバですが、SUVスタイルながらMPVとしても使えるクルマ。
つまりSUVとミニバンのクロスオーバーという感じの位置づけです。
エンジンは、2.2Lのディーゼル、2.4Lのガソリン、3Lのガソリンに6ATの組み合わせですが
日本に導入されるのは2.4Lのガソリンエンジンモデル。
今回試乗できたのは2.2Lのディーゼルモデルだったので少々違いはありますけれど
かなり静かなことに驚きました。アイドリングでの音はディーゼルっぽいですが
乗ってしまうと全然わからないくらい静粛性高し。
ディーゼルモデル特有の微振動は少々感じましたが、
ガソリンエンジンモデルなら、かなり快適なこと間違いなさそうです。
 
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さて、私が助手席から撮影しているので、写真は佐藤久実姉さんですが、
身長168cmというスタイル抜群の久実姉が乗っても余裕しゃくしゃくのサイズ感。
 
乗り心地はソフトテイスト、ステアフィールは軽めのアメ車テイストですが
走りはしっかり。
サイズもフルサイズなので、広さは十二分でした。
サイドシルが太いので乗降性はもう少しといったところではありますが
このサイズ感のわりには運転はしやすいのもポイント。
これくらいのサイズのアメ車は、私の体格だともてあまし気味になってしまうことも多いのですが
ラクに運転できたんですよね~。
通常はFFですが、路面の状況に合わせて前:後=52:48までトルク配分してくれるので
オフロードでの走破性も高そう。今回はオンロードの試乗のみでしたが、シフトショックなどもなく
トルクを生かしたスムーズな走行ができました。
 
気になる燃費もシフトスケジュールとエンジンパワーをコントロールするエコモードを搭載し
配慮されています。
ちなみに低中速域はそのままで、高速域のみパフォーマンスを抑えるという仕組み。
とはいえ、実際は結構抑えられてるのが伝わってくるセッティングなのですが
だからといってパワー不足という感じはまったくありませんでした。
 
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またシートアレンジが便利なのも好印象。
イージテックという機構で簡単にアレンジできるんです。ラゲッジにあるノブを引くと
自動的に3列目のヘッドレストが畳まれて、そのままストンとアレンジ完了。
2列目まで倒すとメチャクチャ広いんですよね~。
完全フラットなのもいい感じです。
 
ミニバンはちょっと抵抗あるけど、広さは捨てがたい!という方には結構
魅力的なクルマだと思いますよ~。
日本で試乗するのが楽しみになった1台でしたよ~。
100年前からの歴史の裏づけと、コンパクトカーからスポーツカーまで多様化したニーズに
応えてくれる現在のラインアップ、未来を確実に感じさせるVOLTやMIRAYを
見ていると、これからのシボレーの展開が非常に楽しみです。