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今日はポルトガルの旅番外編をご紹介したいと思います。
試乗の後、プレゼンテーションまでちょこっと時間があったので
ジェロニモス修道院などを見学しに街へと繰り出しました。

というのも今回どうしても食べてみたいスイーツがあったからなんです。
それは「パステル・デ・ナタ」お菓子。
日本ではエッグタルトと呼ばれているポルトガル伝統のお菓子です。

ポルトガルの伝統のお菓子は、地方地方で結構違うらしいんですけど
このナタは、ポルトガル中で食べられているポピュラーなお菓子なんですって。

でもポルトガルでいちばん美味しいといわれているナタは
ベレン地区にあるというんです。
しかもジェロニモス修道院のすぐそばに!

パスティス・デ・ベレンという1837年創業の老舗なんですが
ジェロニモス修道院から伝えられた配合と作り方をず~っと
守り続けているんですって。

スイーツハンターの私としては、食べないワケにはいかない!
というワケで、行ってみたんですが、いやはやスゴイ人気なんです。
お店の入り口近くまで人が並んでる。
1個とか買って、お店の前で立ち食いしている人もたくさんいるくらい。

私はテイクアウェイで御願いしてみたところ、カワイイ袋に入れて
シナモンとパウダーシュガーの袋をホチキスで止めてくれました!

そう、このお菓子は好みでシナモンやパウダーシュガーをかけるようで
みんな結構バシバシかけてました…。
私はシナモンだけかけてみたんですけど、いやはやベリーナイス!

甘すぎずとろっとしたクリームがしつこくなくて、しかも皮はパリパリで
これはエッグタルト中のエッグタルトのひとつと言えそう。
これを書いてる今も食べたくなってきたくらいですから。


そしてプレゼン終了後、ファドレストランへも繰り出してみました。
ファドというのは、ポルトガルの心の歌。
スペインのフラメンコとか、アメリカのソウルとか、日本の演歌とか民謡とか
いうものに近いのかもしれないけれど、ものすごい迫力です。
ファドの語源はラテン語のFATUM「運命」という言葉に由来すると言われるだけ
のことはあります。
どちらかといえば、ちょっぴり切ない、だけど心に響く系の歌なんですね。
明るい曲のものもあるんですが、どこか心に訴えかけるものがある感じです。

私が聞いたときは、楽器はポルトガルギター(ギターラ)がメインで
そこにいわゆるクラシックギターが入るといった構成。
そこにファド歌手が一人で歌い上げていました。
楽器は弦楽器が増えることもあるみたいですが、歌手はたいていソロらしいです。

で、気になったのが衣装。みなさんショールのようなものを掛けているんですよね。
これもファドのお決まりなのかしらん…。