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最近アグレッシブなVWからまたまたチャレンジングな1台の登場です。
その名は「space up!」スペースアップ!。
フランクフルトモーターショーでデビューして話題を集めたup!(2ドア)の4ドアと言おうか、5ドアと言おうか、6ドアと言おうかバージョンと言えばなんとなく想像つく方もいらっしゃるでしょうか?
……って、余計わかりませんよねぇ。つまりリアゲートが観音開きになった4枚ドアバージョンってワケなんです。

全長は3680×全幅1630×全高1540×ホイールベース2560(すべてmm)。up!よりも全長は230mm長いのですが、登場すればフォルクスワーゲンラインアップの中では2番目に短いクルマとなる、メチャクチャコンパクトなサイズなんですね。

でも中は広々としてるんですよ。というのも実はこれRRレイアウトなんです!
なのでコンパクトなサイズでも広々空間と衝突安全性の確保ができたってワケなんですね。
そのパワーユニットも、ガソリン、ディーゼル、電気の3種類が検討されているんだとか。

そして操作系にはタッチスクリーンが考えられています。さらに近隣センサーで手の動きなどのジェスチャーを読み取って操作することも考えられているんだとか。いちばん身近なシティコミューターだけあって、よりフレンドリーな操作法が考えられているってワケですね。

さて、さきほどリアゲートが観音開きといいましたが、実はスペースアップはサイドのドアも観音開きなんですよ。全部開けたら…ガランドウ…ってワケじゃないけれど、イメージ的にそういう感じなんですよね。
シートは4人乗り。運転席以外は、折り畳みと取り外しが可能なので、まさにガランドウに近い感じにすることも可能。もっとも外したシートはどこへ置くの?って日本の場合はなっちゃいますけど…。

そしてこのリアシートがまたユニークなんです。リアのベンチシートは2座の一体型チャイルドシートが内臓されていて、使用する場合は座面をひっくり返し、2つのショルダーサポートを引っ張り出せばOK!これなら安全だし邪魔にもならないしいいですよねぇ。座面を変化させる内蔵型チャイルドシートは今までもありましたけど、ショルダーサポートまであるのはなかったような気もしますから、これまた一歩前進です。
そしてこのシートはすべてエアロフォーム材が内臓されているそうで、乗員の体格に合わせて自然に形状を変化させてくれるんですって。つまり体をしっかりサポートしてくれるワケですから、これまでシートが合わなくて泣かされてきた私は興味津々ですね!

続いてラゲッジスペース。フル乗車状態でウインドーレベルまで積んだ場合で220L。
シートを倒すと1005L。さすがにシートを外したときの数値は出てませんでしたが、エンジンが前にないので、フロントカーゴスペースまで目一杯使用すると2.8mの長尺モノが搭載可能なんですって。そうそう、このスペースアップ!は前にエンジンがないので、前にもトランクスペースが存在するんですよね~。

オーバーハングがフロント530mm、リア590mmと短いから小回りはバッチリ利きそうだし、かといってタイヤは18インチだし(市販車はどうなるかわからないけど)、室内は広くてポップでキュートでカワイイし!かなり気になる1台なんですよコレ。

そしてRRというレイアウトを聞くと、かつてのビートルを思い出しますが
このスペースアップ!も21世紀の国民車としてどうやらどうやら
2010年手前くらいには量産化されそうな感じなんですよ!
いやはやこれは超ご期待って感じですよねぇ~。待ち遠しいっ!