イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

シトロエンC4ピカソに乗りました。
この日は2名1組の試乗会。日下部師匠とご一緒させていただきました~。

しかし、あのパブロ・ピカソの名前を冠しているだけあって
なかなかユニークなミニバンなんですね、これが。

まずフロントガラス。メチャクチャデカイんですよ、これが。
頭上まで軽く届きそうなくらい。
これだと晴れた日はメチャクチャまぶしいかも~と思ったら
ビヨ~ンと伸びるサンバイザーがついてるではありませんかっ。
こんなの初めてみましたよ。

インテリアもかなり凝っていて、これはインテリア凝ってるぞ大賞のミニにも
匹敵する個性じゃないかと思います。

スイッチ類はすべて運転席に周りというか、ステアリング周辺に
まとまっているんですよ。なんとエアコンのスイッチもセンターじゃなく
運転席ドアトリム上部についてます。
もちろん助手席と2列目の左右にもエアコンスイッチがついているので
その席に座った人が自由に調整できるようになっています。

ミニバンといっても3列目シートはあくまでエマージェンシーだけれど
オペル・ザフィーラのようにスッキリと収納できるのがなかなか好印象。
1BOX箱型ミニバンとは違って、3列目シートは邪魔にならないほうが
いいですもんね。
2列目までたたんじゃえば、こんなに広い荷室にもなりますし。

そして気になる走り味はかなりフランスしてました。
エンジンはたいしたことないけど(フランスのガソリンエンジンっぽい)
トランスミッションが2種類用意されているのも面白いところ。
ひとつはあのAL4の4AT、もうひとつは2ペダルのMTなんですよね。
だから2ペダルMTのほうは[P]レンジがないんですよ。
よーく考えればMTだから当たり前かもしれないんだけどなんか不思議な感じがしちゃいました。
2ペダルのMT仕様のほうが元気なので、荷物いっぱい積む人はこちらがオススメですね。

乗り味はシトロエンらしくソフトなんだけど、なんとなくコーナーも
さほどスピード落とさずに曲がって行っちゃうっていう、あのフランス車独特の
味付け。いまこれほどフランス車してるメーカーもないんじゃないでしょうか…。
ルノーはかなりドイツよりになったし、プジョーもドックフード好きのネコくらいな感じだし。
ちなみにC4ピカソはハイドロマチックは採用しておらず
リアだけエアサスになっていたりします。
是非このままフランス車の王道を貫いていってもらいたいものです~。

所帯じみたくない人、こだわりがある人には、なかなか心くすぐられるミニバンといえそうですよ。