尊敬する指導者の方との話の中で、
あなたは自分の思い通りに動くロボットを作ろうとしてませんか、という話になりました
その話を聞いた時、自分は今まで何を指導してきたのか、という衝撃を受けました
これは自分にとってかなり重いテーマでした
というのは、人に何かを教える以上、何らかの方向性がなければならない
無味無臭、何の特徴もないサッカーというのもありえないし
そこには何らかの色が出ると思ったからです
では、ロボットを作らずに、何をどう教えればいいのか?
そこで自分が考えたのは、
私自身の考えを上回るようなサッカーをしてくれる選手を育てること
見ている観客の想像を超えるようなプレーをする選手を育てること
でした。
では、どうすればそのような選手を育てることができるのか?
型にはめなければそういう選手が育つのか?
高校サッカーというわずかな時間の中で何から教えればいいのか?
教えたほうがいいのか? 教えないほうがいいのか?
このことについては本当に試行錯誤の繰り返しでした