おや、朝になっている。昨日は疲れて寝てしまったようでブログはお休みになってしまいました。

普段なら土曜の夜は前日に録画しておいた『千原ジュニアの座王』をみてひとり爆笑してから寝るのがルーティンなのですが、昨夜はテレビをつけて録画ハードディスクの起動待ちしている間に寝落ちしたようです。扇風機が直接あたってて喉がイガイガします。

 

 

 

さて、今日のタイトルはそんなさわやかでない朝の目覚めから連想しました。

 

 

 

さて、ペールギュントは古今東西音楽劇クズ男ランキングで上位に入るであろう立派なクズです。

なんかラストシーンでは散々待たせた想い人のところに帰ってきて息絶える美談みたいになって終わりますが、そんな都合のいい話ある?という感じです。

 

あらすじ(ネタバレ)

①他人の花嫁イングリッドを結婚式の日に略奪してひと晩楽しんだが、美女ソルヴェイグが気になっていたのでイングリッドは翌日捨てる

 

②村八分にされて逃げ出すが、次は山の魔王の国をのっとろうとして魔王の娘に手を出すが魔族の儀式に耐えられなくて逃亡する。(山の魔王の宮殿にて)

そこへなぜかペールのことが好きなソルヴェイグがやってくるが、魔王の娘がペールの子供を連れてきて修羅場

 

③魔物から守るため、という名目でソルヴェイグを山小屋に待たせてペールは逃亡。ずっと帰っていなかった実家に帰るが母オーセはまもなく亡くなってしまう。(オーセの死)

 

④劇中ではソルヴェイグのことは放置されたままペールはアフリカ・モロッコにいる。

奴隷証人として財を成したペールがセレブな朝食を楽しんで自慢しているシーンのBGMが『朝』である。(朝の気分)

 

⑤盗賊に襲われて無一文になったり、自分も盗みを働いて大金持ちになったりハニートラップに引っかかってまた無一文になったり、と無茶苦茶な人生を送る。

(アニトラの踊り)

アニトラはハニトラの語源説もある←嘘

 

⑥また金持ちになった老人ペール。故郷に帰るのに船に乗るが、嵐で難破。救命ボートに一緒に乗ろうとした船員を蹴落としてひとりで生き残る

(ペールギュントの帰郷)

 

⑦故郷ノルウェーに帰りつく。↑で待たせていたソルヴェイグはまだ待っていた。ペールは人生を悔いながらソルヴェイグの膝枕で子守歌を聴きながら死ぬ。

(ソルヴェイグの歌)

 

 

劇付きの映像ありますね。どんなクズとして描かれているんだろうか。