ラーメン二郎関連の話が一段落したので、今日は中本の思い出話でも。





どこかの支店で食べた蒙古タンメンです。


実は中本にはラーメン二郎よりも先に出会っています。


10~20年前の高校生の頃に、東上線沿いに住んでいた友人に連れられて中本に初訪問しました。


もちろん先代の頃で店の名前は「中国料理中本」でした。


店は入って左手に厨房があり、真ん中に簡素なテーブル、右手に僅かな小上がりと漫画があった記憶があります。


メニューを申告すると、店主がノートか紙に鉛筆で記入してくれて、待ち時間を尋ねると「45分くらいかなぁ」なんて教えてくれるので、一度外に出て時間を潰してから訪問してました。


そういえば、そんな風に時間を潰している近所の城北高校の生徒も多かったなぁ。


店員さんはおそらくご家族でやっていらして、店主から「お母さん、北極はランニングの人」なんて声が店内に響いてたりして、今思い出してもとてもアットホームなお店で、生麺の販売もやっていました。


僕は毎週末に高校の友人と通ってて、味噌卵麺定食が定番でした。


ですが、悲しい事に閉店してしまった事を友人から聞き、残念に思っていたのですが、暫くたってから復活した!との話を聞いて喜んで訪問しました。


新しくキレイなお店で好きだった味噌卵麺を食べてみると、確かにこんな感じだったなぁ。と思うのですが何かが違います。


きっと記憶が美化されてしまっているのでしょうが、あの「中本」では無くなってしまっているのでした。


それからの中本のファーストフードチェーン店ばりの発展は凄いと感じますが、僕は全然行っていません。


偉そうに聞こえるかも知れませんが、僕の中の「中本」は先代の「中国料理中本」だけなんです。


あの店の雰囲気で汗だくで食べる啜れないほど辛いラーメンと唐辛子がジャリジャリした麻婆豆腐。


8月の真夏日なのに友人達と食べ終わって外に出ると涼しいと感じたあの頃の「中国料理中本」にもう一度行きたいなぁ。



Android携帯からの投稿