都立高校一般入試の結果が判明しました。
2023年度受験者の生徒さんの合格校は以下の通りです。
2023年合格(在籍13名)
都立 井草(一般)、鷺宮(推薦2名)、田無(推薦・一般)、千早(推薦)、豊島(一般)、保谷(一般)
(都立推薦7名受験で4名合格、都立一般5名受験で4名合格)
私立 専修、東京成徳、豊島学院、目白研心(2名)、明星(2名)、豊南(3名)
以下、中3保護者様に送信した内容と同様のものです。
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合格校の名前にどうしても注目が集まりますが、私個人としては、
合格に至るまでの過程で、どれほどの個人の成長に寄与できたか、という点に意を注いで参りました。
保護者様からは、
「他の塾では通い続けられなかったと思います。子どものことを理解して対応してくださってありがとうございました」
とか、
「テイクオフに転塾してから、子どもに笑顔が戻った気がします」
という声も、いただいきました。
その他にも、御礼の声を様々いただいています。ありがとうございました。
1月に、都立推薦の面接の対策で、1:1で話していた時のことです。
「長所は他にある?」と私が聞きまして、
「他にはないです。。。他には、、、学校に毎日がんばって通っている、とかですかね。」
と答えた生徒さんがいました。その言葉の重みに、私ははっとしました。
都立推薦の面接では、クラス委員や部長や都大会出場などの実績を
強く説明するのが普通なのですが、そういうものが全くないだけでなく、
毎日学校に通っている、というシンプルなことが、
この子にとっては価値があることなのだと気づかされ、
私は胸をばきゅんと撃ち抜かれたのです。
私は言いました。
「それね、すごくいい答えだね。他に長所は?と聞かれたらそれを言うといいね。」
作文ができる子だったので、面接だけではなかったと思いますが、都立推薦で合格しました。
合格したから言えるという側面も確かに否めませんが、
本音では、合否はいずれでも良かったのです。
子どもたちとの関わりの中で、子どもたちの中に眠っている
宝のようなものに気づけたことは、私にとって幸せなことでした。
この先、どの子にも、どこかのタイミングで、人生の試練が来るだろうと思います。
果たして自分に生きている価値があるのだろうか?
と問わざるを得ない時が来るだろうと思います。
そんなときに、高校受験での経験が、
ほんの少しでも子どもを支えてくれますように、と祈り続けています。
私にとっては、18年間の塾生活の最後となる1年であり、
自分なりにすべてのものを投入した1年でした。
力不足の点も多々あったかと思いますが、
ご通塾頂きましたこと、
厚く御礼を申し上げます。
誠にありがとうございました。
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応援してくださった方々、誠にありがとうございました。
2023年2/19(日)の授業を最後に、閉塾致しました。
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