教育の世界で2020年問題といえば、
大学入試改革のことを指します。
騒がれてはいますが、あまり心配する必要ない、
というのが私の結論です。
具体的には、新しい大学入試への対応を不安に考えて、
大学入試のない付属校が人気になっている、という動きがありますが、
新しい大学入試を回避するための付属校進学という選択肢を
考える必要はないだろう、ということです。
100年くらいのスパンで考えれば、昨今は、明らかに変化の小さい時代です。
戦中戦後が正に激動の時代であり、その後の復興、高度成長期というのも、
非常に大きな変化の時代であり、宇宙技術や高速鉄道技術などを考えれば、
技術革新も速かったと言えます。
この数十年の情報通信技術も確かに大きな変化をもたらしましたが、
相対的には小さな変化と言えます。
AIによる社会変化は、情報通信技術の普及した当初の頃の変化に比べれば、
小さなものでしかありえず、子どもの教育を考えた場合、
これまでと特別なものを用意してあげなければ、という気づかいはほぼ不要ということになります。
これまで通り、資本主義社会の中で忘れられがちな価値、
人間としての魅力や寛容度というようなもの、多くの場合、数値で表現が困難なもの、
こういうものを子どもの中にどう育てるかという視点が重要だと思います。
☆ホームページ:http://www.takeoff-takeoff.com
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