塾教師「先日お話した例のような場合、つまり、富士見補欠合格で、明治学院合格となった場合、どうするか、ですね。」
A子ママ「そうです。やっぱり、併願パターンは変えません。もし、補欠合格になった場合は、断ることに決めました。」
塾教師「なるほど。明治学院で進学決定、富士見の補欠は辞退、ということですね。」
A子ママ「そうです。」
塾教師「素晴らしい結論だと思います。その理由は?聞いてもいいでしょうか。」
A子ママ「ええ。ぶっちゃけ、そこまで富士見にこだわりがある訳でもないですし、普通に合格できた学校に進学するのがいいのかな、って。あの子にも聞いたんですけど、あの子も、どこの中学に進学することになったとしても、入学して自分のやることは同じなので、それでいい、ということでした。」
塾教師「わかりました。」
A子ママ「ちょっと聞きたいことがあるのですが。」
塾教師「はい。」
A子ママ「1月になると、学校を休む人も多いと聞いたのですが、どうしたらいいでしょうか。」
塾教師「以前、ブログでも書いていますが、基本的には休まない方がいいと思います。」
http://ameblo.jp/takeoff-takeoff/entry-11051785169.html 小学校での過ごし方(前半)
http://ameblo.jp/takeoff-takeoff/entry-11051787422.html 小学校での過ごし方(後半)
A子ママ「1月に入ってずっと休むというようなことは私も考えていませんので、先生の言われることに大筋で賛成なのですが、ただ、さすがに直前に、インフルエンザとかノロウィルスとかうつされたら、心配ですよね。」
塾教師「御心配はわかりますが、まず、その言い方はちょっと注意された方がいいと思います。中学受験生が被害者で、非受験生が加害者、というような言い方は、お子さんのためにならないと思います。」
A子ママ「でも、そうでしょ。成績の悪い非受験生にいろいろ合わせている訳ですから、色々な面で受験生が被害者ですよね。」
塾教師「いえ、それは全くの誤解です。非受験生こそ被害者です。受験生に色々な面でつき合わせされているんです。学校の先生にとってもそうです。受験生に付き合わされています。ぶっちゃけ、受験生なんていない方が授業はやりやすいですし、学級運営だって円滑なんです。」
A子ママ「そう言われれば、確かにそうですね。」
塾教師「A子さんが将来、現住所付近で生活するという可能性だって十分ありますね?」
A子ママ「ええ、あり得ます。」
塾教師「とすれば、親として本当に心配するべきは、そういう点じゃないですか。仮に現住所から離れることになったとしても、小学校での人間関係は様々な形で将来に影響します。それは、偏差値数ポイントみたいな浅はかなものとは違いますよね?」
A子ママ「でも、それって、きれいことじゃないですか?」
塾教師「いえ、お言葉ですけど、偏差値の高い学校に進学できれば将来どうでもなるなんて、そういう考え方こそ、きれいことです。小学校での人間関係を軽視して、それで中学校、高校、大学と、まともな人間関係が構築できますか?」
(明日に続きます)
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