今日は総合病院の眼科。原因不明?の病気のお陰で…重症の眼底出血。15年前、医者は「こんなに酷い眼底出血は、医者人生で初めて見た!」と、言った。
朦朧とする意識の中で、どうなるんだろうな…と、思ってた。
そして、今は重症視野欠損。緑内障の視野欠損とは欠損の形が違うらしい。
そして、死んでしまった視神経たちはもう、生き返らないから、衰えて下降するだけ。つまり、どんどん視野は見えなくなるということ。
でも、今の眼科の主治医は、心から信頼できる。
「この視野欠損は、誰にも理解されない。だって、見ただけでは、その姿から、見えていないことはわからないから、誰も理解してくれないだろ?僕だって、理解してあげたいけれど、検査結果と視神経の死んでいる様子を見て、こういう感じなのかな?ぐらいしかわかってあげられない。でも、自分はどこが見えなくて、どこに気をつければ良いか?わかるだろ?自分で気をつけていくんだよ。それに、視神経が死ぬことで光を脳に伝える伝達もうまくいかない。だから、いつも薄暗いところでも暗闇になってしまう。それも自分で理解できてるもんね。僕にはアドバイスしかしてあげられないけれど…」と。
ありがたいですね。そう言ってくれるだけで、本当に感謝です。
それからやはり、ストレスで目の神経に負担をかけること、他の持病、原因となっている病気の管理はきちんとしなくてはいけないこと。とくにストレスの負担は良くないから。と。
それから白内障など、年齢とともに現れる病気などにもより気をつけなくてはいけないと。それでなくても見えてないので、他の疾患が加わると、ほかの人より見えにくくなること。
いつも、一人一人の患者さんに説明してくれます。ありがたいことです。
今日はお母さんも付いて行きました。
私が、お母さんと、スーパーに行ったりすると、いつも「あ!人にぶつかる!迷惑かけるよ!と、言うんです…」と、私が言うと、先生が笑いながらお母さんに、「お母さん、あゆくまさんは、自分がどの範囲、見えてるのかわかっているので、その見える範囲で行動できてるから、大丈夫ですよ。とはいえ、心配になりますよね。あゆくまさん、これは、優しさの心配だよ」と、言いました。
本当に優しく、頼もしい先生です。
いつまでもいつまでも主治医でいてほしいです。