8月23日(日)週に一日しかない休日

 タガログ語をマスターすることに決めた。この国は、英語公用語国であるが英語の限界を感じている。香港やインドでも感じたことだが英語公用語といってもみんなが喋れるわけではない。ここ首都マニラに至っても英語がギリギリ通じる程度で住民のなまった英語を聞きとるのはきつい。テレビもタガログ語であるし、会社のスタッフ間の会話も当然そう。英語は我々との会話でしか使わないし、多少の違和感すら感じる。

 私は幸いにも語学への興味がある、タガログ語をマスターしよう!

 その他、フィリピンの歴史などを勉強する。この国は恐ろしいほど他国の影響を受けている。

1、古代のマレー人の侵入、純粋なフィリピンの先住民より人種はマレー系が多いとの説がある

2、中世のイスラムの侵入、マニラもイスラム王国となり、現在ミンダナオはイスラムが大半である

3、華僑の侵入、人種として混ざるだけでなく、経済界に深く侵入している

4、スペインの植民地化、建物、言語、衣食住に大きく影響を残し、カトリックを浸透させた

5、アメリカの植民地化と外交政策、英語教育、アメリカメディア、政治政策をもちい近代フィリピンを作り上げた

フィリピンにはさまざまな顔を見かける、中華系交じり、スペイン系交じり、、ハーフのように混血は概して顔立ちが良く芸能人にもよく見かけるが、これらも侵入民の男たちのレイプの結果に他ならない。

 ここまで来ると何がフィリピンなのかよくわからない、そもそも7000の島と80前後の言語=民族という個性をスペイン人フェリペに因ってフィリピンという名をつけて一つの国にしてしまったのだから。

 複雑だ、しかし、その複雑さがフィリピンなのかも知れない。運命を受け入れ、未来のために生きる。このフィリピンの歴史を目をそらさずしっかりと見つめなおし生きることで、フィリピンの多様性を皆が認め、我々が取り組む。JFCの子供たちもその個性としてフィリピンで輝ける一因になるはずである。

825日(火)フィリピンDAWNDevelopment Action for Woman Network)で働く

 仕事を始めて3日目。大まかに日常を紹介する。

仕事、内容:918時。戸籍の英訳、DAWNに関係する広報書類の和訳、日本語授業

寮:ひとつの大きな部屋にキッチン、リビング、ダイニング、寝室が4つ、シャワーが2つあり、10人ほどが共同生活をしている。大学生、英語教師、料理人などさまざまな人間が住む。エアコン、TV、扇風機もあり、快適。お手伝いさんが掃除やミネラルウォーターやお湯の補充に来る。

食、アフター6:食事は100円もあれば腹が膨れる。南国の島国とあって、魚や米、果物、酢醤油ベースのスープと日本に近い感覚がある。仕事の後は大型デパートで食事や買い物、映画、簡単な寮飲み、読書、勉強等をする。時々ルームメイトの料理人が料理をご馳走してくれる。

826日(水)DAWNジャパンスタディーツアー

 我々が働くDAWNの日本支部DAWNジャパンの代表でもあり、横浜国立大学の教授でもある小ヶ谷先生をはじめ大学生たち5人が日本から研修で訪れた。

 我々はDAWNのプレゼンテーションをする、日本語ができる私達が活躍できるチャンスである。同僚の日本人インターンのケンがプレゼンを務めた。生徒たちは熱心に聞き入っていた。

 生徒たちは興味津津で我々の活動や、シクハイ事業を見ていった。詳しくはDAWNのホームページを参照していただきたいが、我々はシクハイという主に裁縫活動を通じて衣類商品を作り女性の自立支援と広告活動をしている。

 

 彼らが少しでもこうした活動を肌で感じ、正しい認識を深めていただければと願う。

 また小ヶ谷先生は偉大である。実際こういう人権問題を学ぶ人は多いが、それを具体的かつ効果的な形でDAWNジャパン設立まで至らせたのだから。