立ち姿
行く道も 疲れし身体 引き摺りて帰りし道も 同じ道今日も 変わらず 走ってきた月なき 空に オリオン座掛けて かけて 今日もおわる気だるさと 疲れが 腰に痛みが はしる夜中の 闇に 北の風すっくと 立ちし 野の草や揺らぎの中に 沈黙の 精冷えた 大地に 根をはりてそこにあるだけで 主張をみる人に 嫌われ 刈られるだけのその身なのに それでも 彼はそこに立つこんな風に 生きてゆきたい疲れが 過ぎれば 眠れない疲れが 過ぎれば 横にもなれないただ ただ つらいだけなのに今日 一日 何を得たか今日 一日 生きた 証しを残せたかちょっとは 役に たったのか生きる為 だけに 生きてきてそれだけに 満足してなかったかそこにいるだけでそこにあるそんな 存在を 感じていれば 心に 何か記憶の中に 残るんじゃないかとそんな 悠然として 凛として生きてゆきたい と