副題:星降るように みなの上に幸あれと



今日は七夕 星降る夜にと

短冊に 願いを書いて

笹に 結びつけようか


今日一日 あいにくのお天気

眠たい目を 擦りながら

昨夜の嵐 まだ尾を引く

早朝の雨


ほんの一瞬 期待を寄せて

見たところで こればっかりは

致し方ない


無限の虚空に 星を散りばめて

その中の たった二個・・・

彦星 と 織姫

無数の 星が流れゆく

天のの川 行くつく先は

巨大な 大海 それとも

暗黒の世界


静かな窓辺に 寄り添って

曇りの空を 怨んでみる

朝から ほんのり香る

珈琲に 思いをのせて


無限の闇へ 投げ打てば

もしかして 晴れるかも

なんて ちょっぴり

センチメンタル 出来るなら

全ての 人の 幸福を願って

ずっとずっと 遠くの星へ

届くように・・・



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月の旅人・・・永井龍雲

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