熱く燃える 陽光も

秋になれば その日差しを

変える 爽やかな秋晴れの日

道を歩く 足も軽やかになる

切ない 気持ちは 何処かに消えて

木々の 緑が 新鮮だ


焼き付ける 夏の日差し

草木も 元気を失う程に

人生の旅路にもそれはある


苦しくて 飢えて

心が悲鳴をあげる

のた打ち回り 大地に

転がる そんな時


励ましの言葉は

何かしら 乾ききった砂漠の中に

オアシスを見つけたように

少しだけ 心が軽くなる


問題が解決した訳ではない

何も変わらない中でも

それは起きる


そんな心境を考えてみると

全ては 向こうにあるのではなくて

どう受け止めるか 自分の側にある

その事に気づく


夏の暑さや 秋の物悲しさは

現実で 動かしがたいものだ

それを 楽しめるこちらの

心の巾 広さが大切なのだと


あの広大な中国ですら

住んでいる人は 千差万別

十人十色 あらゆる感情が

広大な大地の上で

繰り広げられる


小さな日本にも

小さな首相がいる

世界の大海原に

乗り出し 世界を指導する

指導者は 百年に一度

いや 千年に一度

出るかでないか


難しい時代に 生きなければ

ならない 私たちを

何を基準にすれば

良いのだろうか


柱となり 眼目となり

大船となるような

大きな 大きな器の人物

世界は それを求めている

人が人を殺しあうのは

もう嫌だ


爆弾を抱えて 無差別に

殺す そんな人間を

誰が作った?


愚かなりと言われぬように

智恵と対話と 勇気とで

立ち向かわねばならぬ


今こそ全ての人が

勇気を持って 考えねばならぬ


そういっても 俺も何もできぬ

ただそう思うだけと

非難されたら そのとおりと

言わざるを得ぬ


今一歩考えよう 大切な人のために

大切なものの為に

ほんのちょっとだけ・・・


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Andy McKee - Rylynn -

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