至福の空間・シギリアロックへアストラルトラベル | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

今回のスリランカでも一番も目的地であるシギリアロック(ライオンズロック)の地を歩き、シギリアロックの隣の山(ピドゥランガロック)から眺め、カンダラマの湖の目の前のホテルからの遠方からのシギリアロックの眺望を楽しめる最高の旅を続けています。毎日が心ワクワク、シギリアロック満喫の旅です。

 

シギリアロックは世界遺産、人気の観光地です。コロナ禍の前には大変な混雑で設置された階段は長蛇の列、そして途中にある美しいカラフルな「シギリアレディー」は狭い空間を立ち止まることない上野の動物園のパンダ見学の時代がありました。8月に外国人の受け入れを始めたスリランカでしたが、その後政治の問題が続き、中国に港を事実上占拠され、大統領逃亡という事件がありました。昨年の12月にはワクチン接種証明またはPCR検査陰性証明不要を発表しました。しかしまだ1月ですので、観光客は個人客が主流で日本人のツアーは皆無、欧米からはまだ大変少ない状況です。

 

そのため夢のようなシギリアロックの全く混雑なしの観光、シギリアレディの壁画が長時間の対面、自由自在に写真を撮り観光できるというラッキーな3日間となりました。

 

昨日は夕刻にシギリアロック下山後、伝統的なアユルヴェーダの体験をしてきました。スリランカのアーユルヴェーダは、まずアーユルヴェーダ医師の診断からはじまり、ハーブやスパイスから抽出した複数のオイルをブレンドしたオウルで全身マッサージ。そしてシロダーラといって脳のマッサージをします。最後はサウナという2時間コースでの初体験でした。マッサージはとても気持ちが良く、肉体はベッドにいながら意識はもうろうとしてシギリアロックに飛んでいました

 

シギリアロックは自然の巨石、その正体はまだ判明していません。歴史上では5世紀頃、父を殺害したカーシャパ王は弟の報復を恐れて逃げるように巨岩の上に宮殿を築きました。壮大な王様の引きこもりとも言えるシーギリヤロックの歴史。父を殺し、弟を恐れ、最後は自殺して11年の短い王都は幕を閉じました。現在でも頂上付近には王の宮殿跡が残っています。岩山と共に有名なのが“シギリヤ・レディ”と呼ばれるフレスコ画。鮮やかな色彩で描かれた美女たちが岩山を登ると出迎えてくれます。

 

それ以前の歴史は判明されていませんが、人々が岩山の洞窟生活をしていた形跡は残っています。この巨石は185m、なぜここに存在するのか、岩中や地下はどうなっているのでしょうか。謎は深まるばかりです。頂上はウルクのジグラッドのように平坦となっています。宇宙船の発着場としては十分の広さです。

 

アーユルヴェーダのトリートメントのなか、岩の中にアストラルトラベルは続きます。