磐座を粗末にすると祟りが? | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

週末は三重県菰野町に滞在しました。御在所岳の山々には無数の巨石がゴロゴロしていました。そして杉谷の尾高観音近郊には数多くの磐座が大地の中に潜っている場所です。新しい家の持ち主は磐座のルーツを知らないがままに、無作法に磐座を移動するおはどんなものでしょうか。

 

私は4年ほど前に一人旅で福岡県に行った際に下関市まで足を延ばした時のことをふと思い出しました。博多から電車とバスを乗り継ぎ、彦根八幡神社に行きました。その神社にはペトログラフが書かれた磐座が沢山と聞いていたからです。

 

ふとこんなことも感じました。

下関市からほど近い磐座は山陽小野田市のある家の庭でペトログラフの岩4個が見つかりました。これは三菱重工業㈱下関造船所前の道路工事の際に、大きなりっぱな岩10個が出土したので、庭石用にと4人が貰い受け自宅に運んだそうです。

 

しかしそれを庭石と飾っていた一族は次々と原因不明の病に倒れたり、死亡したり、それは本人だけではなく、家族にも不幸が伝染していくことになったのです。

 

その後「もしやあの岩に何かあるのでは?」と調べていくと、ペトログラフが発見され、解読されることになりました。つまりこの庭石にしてしまった磐座は大切な石だったのです。そのことがわかり、彦根八幡宮はこの4つの磐座を引き取り、今でも大切に境内に安置しています。この地域には重要な古い磐座が他にも発掘されました。縄文遺跡も沢山出土する歴史ある土地でありましたので、古代には祭祀の際に使われていた磐座であったのかもしれません。

 

石は記憶媒体ですので、無闇に人間の手で勝手に動かすことは厳禁です。祟りは迷信ではありません。磐座ネットワークをバカにしてはいけませんね。