祝 藤井聡太さん自主退学 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

学歴社会さようなら。14歳で将棋のプロとなり、大活躍中の藤井聡太さんが卒業を目の前に高校三年の1月末に自主退学をしたという記事を今日読みました。自然に任せれば3月に高校卒業という肩書を取得できたにもかかわらず、あえての決断。あっぱれではありませんか?藤井聡太さんにエールを送りたいと思います。

 

学校での成績評価、学歴偏重の時代はもう終わりを告げるべきです。つまり価値観の変容の時代だと思います。有名大学、海外留学等の肩書きよさよなら。将棋世界だけではなく巧の世界、プロの世界では不要な存在。途中でプロの世界を辞めることを想定して高卒の学歴を求めずに、あえてそれを断ち切った藤井聡太さんはお若いながらあっぱれであります。

 

これほど若い時期に自分の人生を選択できる人は少ないかと思います。しかし自分の人生は自分で選ぶしかないです。自分で選択をした人生は自分で責任が取れるけれども、周囲が選択した人生は結局、周囲にうまくいかない自分の人生の原因を周囲に押し付けるといった現象がおきます。

 

全てこの人生は自由意志で動くしかないです。自分で選択し自分で責任をとるということです。

 

学歴=生活力 では全くありません。いかに今世を楽しみながら生き抜くかですね。そんなことを藤井聡太さんが名古屋大学教育学部付属高等学校を自主退学された記事を読んで思うところでした。この学校っておそらくいわゆる名門高校ではないでしょうか。

 

実は私は若い頃、私立高校で教員をしていた経験がありますが、高校時代の成績評価と社会に出てからの評価と現在の生活力を見ますと全く比例していないのですね。まあ昔からよく言われていたことですね。つまり現在の学校教育の内容がずれているのかもしれません。これからの教育は与えられる教育制度ではなく、自らが選択できる教育制度に変容していく必要がありそうです。