西アフリカを東京で堪能するには | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

私のアフリカ好きは今に始まったことではありません。このコロナ禍で、ずっとアフリカ大陸に渡れない私はとても寂しい。「アフリカの水を飲んだ者はアフリカに帰る」ということわざがあるのはご存知ですか?おそらく一般社会ではあまり馴染みはないことわざですが、このことわざが本当であることを一番実感しているのが私だと思います。

 

世界中で一番素晴らしい国は日本だと思っていますが、それとは別にまだ戻りたい所、それはやはりアフリカなのです。そして私に数多くの教訓と喜びを与えてくれたのがアフリカでした。アフリカと言っても本当に広いです。北アフリカ、南部アフリカ(南アフリカは国名ですので)、西アフリカ、東アフリカ等アフリカ大陸はとても広大です。そこには沢山の民族や文化や伝統が息づいています。ここでの体験と思い出は今でも決して記憶から褪せることがありません。

 

今日は用事があり東京の浜松町に友人と出かけました。浜松町はいつも羽田空港に行く際の乗り換え駅ですが、滅多に下車する機会はありませんでした。特に最近は飛行機に乗る機会が減っていましましたので。久しぶりに下車した浜松町駅付近は貿易センター南館もほぼ完成し風景は一変していましたが、以前の昔ながらの飲食店はかなり残っています。

 

飲食店はこのコロナ禍で経営は本当に大変だと思います。そんな中でかつて何度か訪れたことのある西アフリカ料理)の老舗である「カラバッシュ」を思い出しました。まだあるのかな?ガーナとマリ共和国で働き、様々な国々を訪れて食べた料理は今でも忘れない、本当現地の人に作ってもらった現地食はおいしかった。そう、まだ全く同じ場所で「カラバッシュ」は営業していたのです。

 

ランチタイムが終わり、ディナーの間のティタイムでしたが、営業していたのです。本当にうれしかったです。まだこのコロナ禍で営業してくれれいることに感謝でした。そして一歩足を踏み入れると、そこは西アフリカの世界でした。以前と全く変わっていませんでした。広々とした空間、西アフリカのグッズで飾られ、色鮮やかな布製品、ビーズ製品、そしてバーに並んだ様々はアフリカの非常に珍しいビールやワイン等、都内でアフリカの体感できる空間がこんな時期にもあったのです。

 

ここは食事以外にもアフリカの人々の演奏や踊り等が楽しめる場所なのです。残念ながらこのコロナ禍で夢かなわずで本国に帰った人もいるようですが。本場のライブを楽しめる「カラバッシュ」なのです。本日は私がモリンガのティー、友人がタンザニアのコーヒーをいただきました。ここはお料理を実際に作ってくれる人は日本人ではなくアフリカのシェフですので、本格的な味を楽しめるのです。私は現地でずっと食事をしてきましたので、現地の人が作る料理と日本人が作る料理の味の違いはすごくよくわかります。

 

二人だけのアフリカを独占、あまりにも心地が良く、結局はディナータイムに突入してしましました。今日のシェフは私が仕事で長期滞在していたガーナの女性でした。ガーナのクマシの出身だそうです。メニューはコートジボワール、セネガル、マリ、ブルキナファソ、ガーナ、ナイジェリア、カメルーン、ケニア、南アフリカ、モロッコなの料理が並んでいましたが、すかさず私の大好物であるガーナのバンクー(キャッサバを発酵させたもの)とオクラスープを注文しました。そして友人はやはりガーナのワチ(豆とご飯)の魚のシチューを注文しました。

 

私は両方をいただきましたが、現地の味をしっかり思い出しました。涙がでるほど懐かしい、そして美味しいのです。そして量もアフリカの人を基準にているのだと思いますがすごいボリュームです。でも私はもちろん完食、幸福に満ちた時間でした。メニューにはかなり数多くのメニューが載っています。全部食べてみたい。久々に至福のお食事でした。

 

帰りがけにガーナに旅行をしたことのある日本人のスタッフが私に「ケンケ」はお好きですか?と。そうケンケはやなりガーナの南部の人が食べる料理で私も当時はしばしば食べていました。メニューには載っていませんでしたが。「ええ、もちろん、あるんですか?」「いつもではありませんが、用意がある場合もありますよ。」 すごーいです。私の20年以上前に堪能していたガーナ料理がまたここで食べられるのです。アフリカの料理は日本のように品数は多くありません。しかし文明の利器を使わないこともあり現地の食材を丁寧に時間をかけて手間がかかったお料理なのです。

 

JR山手線の浜町駅より徒歩2分というとても便利な場所にあります。三和導代の一押しのレストラン。また絶対行きたいレストランです。本場のアフリカの味、音楽に興味がある方、是非訪れてみてはいかがでしょうか。アフリカの人々は喜びも悲しみも踊りで歌と踊りで表現します。生まれた時からずっと、リズミカルな踊りで自らの思いや考えを表現してきたのです。このリズムを聞くを私も体が自然に動き出してしまうのです。一日もは早くアフリカのライブが再開されることも心待ちにしています。

 

アフリカ料理 レストラン・カラバッシュ (calabash.co.jp)