三和 導代 です。
宇宙の様々な星にはエイリアンがいます。地球上にだけ人類がいるなんて信じている方がおかしい。宇宙には多種多様な生命体が存在します。最近出版されましたフェニーチェ・フェルチェ、ジュゴン・クスノキ著[時間の帝国]宇宙ラストウォー(ヒカルランド刊)ではイタリアのダマヌールが実際にコンタクトした愉快なエイリアンが紹介されています。
その中の私が印象に残った愉快なエイリアンを今日は紹介させていただきます。
地球から遠く離れた星にいる種です。ずっと書き(刻み)続けるというエイリアンです。このエイリアンは屋外にだけ存在していて、自分が移動する大地の上を丈夫な爪で刻んでいきます。主要な感覚は触覚で、見えないし聞こえないので、一人一人がこの世界には自分しかいないという感覚で存在しています。だから自分自身とコミュニケーションするしかありません。コミュニケーションの手段は、自分で何かを書いて、自分で感じることです。
そして素晴らしい賢さと触覚を持っているので、その感覚全ては、自分が触れることができる大地に集中しています。自分が大切だと思うことを大地に刻み込み続けます。
この星は主に黒っぽいガラスのような石でできていて、常に風が吹き続けているので、何を刻んだとしても、風が吹いてその痕跡を埋めてしまいます。書いたのにすぐ消えるので、常に書き続けて痕跡を残さなければならないのです。
例えば、自分しかいないと思っているのに、自分が書いた覚えのないものを見つけることがある。自分は永遠の時間を生きていえる存在なので、いつ書いたのかは覚えていない。でも、自分が書いたのは確かだと思う。ほかに自分と同じような存在がいるということうは夢にも思わない。違う個体と個体が出会うことがあっても、絶対わからない。それぞれが岩だ、動くオブジェクトだと思う。風がこんなに吹いているのだから、あるオブジェクトが風で動いていると思う。だから、この世界には自分しか存在しないと確信しているのです。・・・・・・・
こんな愉快なエイリアンもいるのです。それぞれの不思議な種が宇宙にはたくさん存在しているのです。私たちが知らないエイリアンについてご興味がありましたら、是非読んでください。出版記念講演も11月28日(土)に予定されています。