三和 導代 です。
本日、無事にイタリアのダマヌールから戻りました。夢のような時空の世界から現実社会に戻ったような感覚です。
今回は6月23日のダマヌールの夏至祭とファルコさんの命日に人類の神殿(地下神殿)のアバトンに宿泊、そしてダマヌリアンと一緒に会食という何とも恵まれた環境の滞在でした。たった5部屋しかない神殿のお部屋を3泊もブロックでしていただき、フェニーチェさんとジュゴンさんの案内で人類の神殿の見学、瞑想、植物の神殿の見学、ファルコさんがアトランティスの旅に出たという悪魔の橋への遠足・・・・・どれをとっても夢のような世界。4日間晴天に恵まれ、10時近くまで明るいヨーロッパのベストシーズンに行かれましたことは最高の幸せでした。
トリノのエジプト博物館は想像以上に素晴らしく、フェニーチェさんの解説によるアメンホテップ3世の時代の女神セクメット像を見られましたことは正しく幸運な訪問でした。胸の16菊型紋はラムセス2世の王妃の胸に見られる16菊形紋と全く同じでした。エジプトに次ぐ第2の規模を誇るエジプト博物館です。
ファルコさんの命日にファルコさんの奥様とお母様にご挨拶できましたことも感極まりのない出来事でした。このような特別の体験をさせていただきましたファルコさんと高坂に心から感謝しております。私なりにメッセージもいただきました。
この企画は最初で最後一回限り、直感で参加をお決めになった方々は誠にラッキーな方だったようです。それほど充実した素晴らしいダマヌールの夏至祭と北イタリアの旅でした。
最後にフィレンツェにて人類学博物館に立ち寄りました。世界的にもこれほど先住民の資料を集まっているのは珍しいかもしれません。日本のアイヌの資料も日本で見たことのない映像や写真が沢山展示されていましたが、ほとんど訪問者がいませんでした。
ダマヌールは先住民や少数民族をとても大切にしています。私の世界旅行の興味の根底はここにあります。そしてダマヌールのアバトンのお部屋も民族の部屋であったとことは偶然とは思えませんでした。
ダマヌールでの体験は語り尽くすことのできない濃厚な時間であり、さらにもっともっと真実を知りたくなりました。人間は常に進化を求めて生きることが大切というダマヌールの理念が私は大好きです。